ブルーロック第十四話 天才と凡才
2次セレクション第一試合で負ける潔と凪。2対2の試合で負けると一人は敗退していしまう。そんな中天才キング馬狼も負けてやってくる。
ブルーロック第十四話 Aパート 1人で戦える力
2次セレクションで負けたため、考える潔。どうやったら勝てるのか。しかし、自分はパスを出す人間が居ないと使えない武器。どうやったらいいか考えるが答えが出ない。
負けて控室に戻った潔。
次負けたら終わる。
俺は凪や蜂楽とは違う。
チームプレイができなくなったらなにもできなかった。
化学反応を起こせなかった。
次負けたら奪われるのはお前だ。
そう落ち込む潔に凪は言う。
「ふざけんな。 お前がそんなんじゃ俺はどうする。 お前とサッカーやれば強くなれると思ったから組んだんだ。 なのにそんな弱気じゃ俺は困る。 もっと頑張れ。」
誰かが居ないと何もできない2人。
「蜂楽が居なくても俺一人で戦えるって事を証明してやる。」
もしかしたらそういうセレクションなのかもな。
このセレクションはチームプレイではなく、個人の強さが試されているのでは?
凪は言う。
「それとさ潔、悔しいってやつはどうすりゃ治るの。」
「残念だな凪、勝つそれしかこの熱はさめねぇぞ。」
そこに馬狼が部屋に入ってくる。
「あんたがここに来るなんて意外だね最強じゃなかった?うちらとやる? 今ならあんたに勝てそうだし。」
「誰が誰に勝つって?」
「俺と潔があんたに。」
「トラップしか能のねぇド素人が、この俺がキングとして直々に潰してやろうか。」
負けたくせによく吠えるキングだな。」
「俺が勝ってしもべにしてやんよ。」
そこに成早もやってくる。
馬狼とチームメイトだったのは成速だった。
馬狼たちも負けたのだった。
部屋に戻り自分たちに何が足りないのか考える凪と潔。
「お前と俺には何が足りない?」
自分たちに足りないもは、パサーが居ないと輝けないと言う事。
バスなしで武器を使う方法はどうしたらいいのか?
誰と戦うのかを考える潔。
強い奴を仲間にしないといけないが、強い奴と戦うと負ける可能性がる。
誰と組むのかも要素の一つ。
1対1で勝てる力。
もう一度体感体感するしかないのかもしれない。
1人練習している潔に成速がやってくる。
俺たちは負けたら選ばれない方の人間だと。
「ビビんな潔ここはブルーロックだぜ、潰しあおうぜ、お互いの夢賭けて。」
成早は言う。
「ああ、ちょうど俺もお前らとやりたかったところだ。」
潔・凪チームVS馬狼・成早の試合が行われることになった。
ブルーロック第十四話 Bパート 創造のトラップと吸収のトラップ
成早と戦う事になった潔と凪。圧倒的な馬狼に思い悩んでしまう潔。しかし凪はいち早く自分の武器の活かし方を理解し進化する。一人取り残される潔。
成早にも後れをとってしまう。
凪と潔は練習する。
しかし、1対1では、潔は凪の相手にもならない。
馬狼の相手もできない。
凪は馬狼に成早に潔がマッチメイクする事になった。
試合が始まる。
凪がボールを奪われて、馬狼がボールを持つ。
まだ馬狼のシュートエリアで無いと思った瞬間シュートを打ち1点決められる。
馬狼も進化していたのだ。
攻める潔。
しかし、潔のドリブルでは成早もかわせない。
どこでもいいから出せ。
凪にそういわれ空いたスペースにボールを出す。
凪はインスピレーションでボールをトラップし馬狼をかわしゴールを奪う。
「倒せるぞ潔。後はお前だけだ。」
凪は言う。
短い時間の中で凪は進化していた。
凪のトラップは、命を吹き込む創造のトラップと、殺して無にする吸収のトラップ。
二つのトラップを使い分ける事で凪の方程式は完成する。
馬狼と凪のシュート力は同じ。
この試合の鍵を握るのは潔と成早だった。
「一番の理由はお前になら勝てると思ったからだよ潔。 今までずっと一緒に戦ってきたから分かるんだ。 お前に何ができて何ができないのか。 潔お前は一人で戦える選手じゃない。 千切や國神や蜂楽みたいに 1人でゴールを決められるわけでもないくせに、周りからの評価で活かされてきただけの選手だろ。 凪や馬狼みたいな天才じゃない。 俺もお前も凡才側の人間だ。」
自分の武器を理解して使いどころを見極め覚悟を決めた成早。
考えすぎて、また無駄が多くなっている潔は裏を取られて得点される。
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