ブルーロック第十話 このままで
自分の武器を活かし、自分を越えて覚醒しチームVと互角に戦うチームZ。しかし、そんな中で天才凪が覚醒する。覚醒した凪を止め勝つことができるのか?
ブルーロック第十話 Aパート 凪覚醒
覚醒したのは俺たちだけでは無かった。そう凪も覚醒し自分で持ち込みゴールを決める。その時潔の中のバラバラだったピースが揃う。空間認識能力はこうして使うのか。潔も覚醒し始める。
久遠は、同点になった状況で焦っていた。
なぜ、10対11で負けるとかありえないだろうと。
御影は、負けるかもしれないと思い始める。
その御影玲王を見た瞬間に凪が動き始める。
ドリブルでディフェンスを抜く。
剣城斬鉄がサイドから上がる。
そして凪にセンタリング。
「俺たちだけじゃなかった、この極限で覚醒するのは。」
潔は思う。
凪は、自分でゴールを決める。
どうする?
どうしたら止められる?
止める事ばかり考えていた雷市陣吾が攻めろと言う。
中盤は俺とこのへたくそで何とかすると。
逆転しなければ終わるんだと。
攻めるチームZ。
しかし、ボールを持つ蜂楽が敵に囲まれている。
パスの出し場所を探していた。
「サイドからぶち抜け千切」
千切は自分の前へ長く自分へのパスの様に蹴りだす。
しかし、そこには凪が待っていた。
完全に読まれた。
だれもが思った瞬間、
「甘いぞ天才、奪うならこの位置だ。」
なんと潔がそこにいてボールを奪った。
お前のスピードはおれが止めさせない。
奪ったボールを即千切にパス。
デフェンスを掻い潜ってシュートを打つも、ギーパーがセーブ。
そこにどこからでもシュートを狙う我牙丸吟が走り込みシュート。
これは、御影にクリアされるが、ボールが行った先は、あいつのシュートレンジ。
そう、國神のシュートレンジだった。
國神のシュートはネットに吸い込まれる。
「読み通り」
潔は言う。
潔の中でピースがハマっていく。
潔の空間認識能力の使いたがわかったのだった。
ブルーロック第十話 Bパート 久遠
空間認識能力の使い方に目覚めた潔だったが、天才凪はその上をいく様なトラップを見せる。ゴールを決められると思った時ゲームに参加していなかった久遠が凪を押し倒しレッドカードで退場となる。
久遠の過去が語られる。
久遠は、サッカー部の無い学校でサッカー部を創設していた。
ただ、1人だけ全国を本当に信じていた。
お前とサッカーやってても面白くないと言われてしまう。
その時、仲間なんて要らないと思ったのだった。
それで、ブルーロックへやってきた。
チームVは覚醒ほやほやの凪にロングパスを送る。
しかし、そこには潔が居た。
だがしかし、凪は潔の予想を超えたトラップで潔を抜く。
その時試合に参加していなかった久遠が凪にしがみついて止める。
この行為によって久遠はレッドカード退場となる。
両チームとも、闘志を燃やして最後の時間、フリーキックを打つチームV。
フリーキックのどこに撃つ?
ココはブルーロック、エゴイストなら自分で打つだろう。
そう呼んでキーパーが止める。
しかし、転んだ先には剣城斬鉄が居た。
トラップしてシュート。
それを何と雷市陣吾が足でクリアーした。
だが、またボールが転がった先には凪が居た。
凪は柔らかいタッチのシュートでディフェンダーを超えて、ゴールが決まると思われた瞬間、我牙丸が何とかクリアーする。
そのボールは潔の元へ。
「行けー潔!」
久遠は叫ぶ。
「さあ、ラストチャンスだ。」
潔が言う。
元のページに戻る