リゼロ re:ゼロから始める異世界
re:ゼロから始める異世界生活は、魔女により異世界に転生させられた引きこもり少年がハーフエルフの少女を助けるために、死に戻りだけを武器に世界を変えていくストーリ。
リゼロの概要
リゼロは、引きこもりのナツキ・スバルが異世界に異世界転生させられ、唯一のスキル死に戻りを使って、異世界で出会った少女エミリアを助けて戦う話。
リゼロは、ゼロから始める異世界生活は、文字通りゼロからやり直す能力のお話。
ナツキ・スバルは異世界転生した待ちでエミリアと出会う。
エミリアは時期王の候補者の一人だった。
ナツキ・スバルは何度も何度も死んでは生き返りしてエミリアを助けるために奮闘する。
引きこもっていた取り柄の無かった一般人スバル。
酷い目にあい、何度も苦痛に叫び死に、生き返ってエミリアを救っていく。
リゼロの魅力
リゼロの魅力は、軽いだけの男子だと思っていたスバルが、死んでは生き返りする間に人間として成長していく点。多くの謎が隠されていて、その謎が溶けていくところ。登場人物の話す言葉が心を突く点である。
多くの異世界転生ものでは、転生時にギフトを与えられる話が多い。
しかし、リゼロではギフトは無い。
唯一ギフトと言うより、魔女の執念により、スバルを殺さない事。
それが死に戻りとなり、死ぬとある地点にもどる。
凶悪な敵に対して無力な少年が、何度も苦しんで死んで、攻略法を見つけていく。
偶然もあったが、徐々に頭を駆使して攻略する点が魅力だと言える。
セリフ
リゼロ シーズン1 第1話の全セリフ一覧
リゼロ シーズン1 第2話の全セリフ一覧
リゼロ シーズン1 第3話の全セリフ一覧
リゼロ シーズン1 第4話の全セリフ一覧
リゼロ シーズン1 第5話の全セリフ一覧
リゼロ シーズン1 第7話の全セリフ一覧
リゼロ シーズン1 第8話の全セリフ一覧
リゼロ シーズン1 第9話の全セリフ一覧
キャラクターデータ
キャラクターデータ
ナツキスバル
ナツキスバルは、本作品の主人公で、とりあえずニート。コンビニから帰る途中に異世界に飛ばされる。これと言って特技は無く、異世界に召喚された理由もさだかでない。少しなれなれしい程度の普通の若者。異世界でたまたま見かけたエミリアを助けたいと思い、その一念だけが行動原理。唯一の能力は「死に戻り」能力と言うより、呪いで、死んでもセーブポイントに戻されもう一度苦しい状況を繰り返させられる。本当の彼の能力は、その様な過酷な状況でも折れないところ。死ぬなんて一度だけでも苦痛な事をなんども繰り返してみせる。
魔女に異世界に転生させられ、魔女の呪いで死に戻りを繰り返させられる哀れな少年。
ナツキスバルの設定だけならかなり哀れな少年となるだろうと思われる。
しかし、ナツキスバルは何度死んでも心折れることなく再度立ち向かう。
彼の特筆すべき能力は、折れない心と言える。
人は何度でもやり直せると言われるが、文字通りに失敗を何度も何度もやり直す。
その度に考え、経験しナツキスバルは成長していく。
最初はただただ無謀な少年に見えたが、何度も必死に考える事で、その知略の才能を開花させていく。
スバルの活躍で三大魔獣を倒す事ができる。
人類社会に大いに貢献していると言える。
一つ一つ苦難を乗り越え、目的を果たしていくうちに、周りの人はスバルに力を貸してくれるようになり、スバル自身も力を使える様になっていく。
エミリア
エミリアは、精霊魔術師で、ナツキスバルが異世界で出会いスバルが惚れるハーフエルフの少女。本作のヒロイン。容姿が『嫉妬の魔女』と同じ、銀髪に紫紺の瞳を持つ美しいハーフエルフの少女で、その為人間社会では蔑まれる事も多い。優しい性格で、困っている人を助けないわけにはいかない性格。次代の王を決める王選候補者の1人。精霊パックと契約し、精霊魔術を使う事ができる精霊魔術師。
エミリアは、大精霊パックと契約し、微精霊達とも契約しているので、精霊魔術師としての能力も高い。
性格が優しくて、困っている人を助けてしまう。
見た目の年齢よりも精神年齢は幼く見える。
精神年齢の低さが心の迷いが見えたりもして、他の王選候補者に比べると頼りなさげに見える。
この辺りは、彼女の生い立ちや状況で仕方がない所もあり、第二シーズン以降にわかってくる。
パック
パックはエミリアと契約を結んでいる大精霊。見た目は猫の大精霊。その力は、本気になると世界を滅ぼしてしまえるほど。冷気を絶対零度近くまで下げる事ができて、パックの周りで活動できる人間が居なくなってしまうほど。エミリアを愛娘と定義していて、溺愛し、エミリアの居ない世界に価値はないとまで考えている。猫の状態のパックは人懐こくで、なぜだかスバルと気が合う。
大精霊パックは、エミリアと契約している。
エミリアを守るために存在していると考えている。
エミリアの居ない世界に意味が無いと、スバルがやり直す前の世界では、世界を滅ぼしかけラインハルトに討伐されることもある。
昼間しか活動できず、午後5時ぐらいに眠たくなって消えてしまうため、エミリアの危機に対処できない事もある。
レム
レムは、鬼の血を引くロズワール邸のメイド。双子の姉、ラムと共にロズワール邸で働いている。家事から料理まで起用にこなす。メイドとしてはラムよりレムの方が優れている。鬼の血を引いているため、戦闘力は高く、魔法も使える。姉のラムを敬愛しおり、姉を気づつけた魔女教を心底憎んでいる。スバルに助けられてからは、スバルを一途に思い、スバルを心身ともに助ける存在になる。
第一シーズンのヒロインはレムだと言うファンも多いキャラクター。
序盤、魔女の残り香のするスバルを脅威に感じており、殺害する事もあったが、何度か死に戻りしてスバルに助けられてからは、スバルは自分の英雄だとほれ込み、スバルに尽くす女性と変貌する。
ゼロから始める異世界生活は、スバルがレムにプロポーズし振られ、再び自分を取り戻す19話からで、それまでの話は序章だと考える人もいる。
スバルを武力でも助け、鬼の能力を使って白鯨とも戦う。
ラム
ラムはレムの姉で、同じくロズワール邸でメイドとして働いている。もともとは、とてつもない戦闘力を持っていた天才的な魔術師であったが、魔女教徒に角を折られて、力の多くを失ってしまう。角がある状態で鬼化したラムは、チート能力者の多いリゼロ世界の中でもトップの戦闘力の持ち主であったという。ただ、手先は妹に及ぶべくもなく、家事や実務は妹レムが優れている。
ナツキスバルを「バルス」と呼ぶラム。
ロズワールを愛している。
各考察や、作者の解説の中で、ラムの戦闘力の高さが話題になっており、鬼化したラムは、チートな大罪司教達をも上回る戦闘力があると解説されている。
スバルをからかうキャラだが、その中でも優しさが垣間見えるシーンもある。
ベアトリス
ベアトリスは、ロズワール邸の書庫の管理人。見た目は幼女だが、各種の魔法を使える精霊。彼女が守る書庫は、ロズワール邸の部屋の扉とランダムに繋がっていて、部屋を探す事は困難を極める。しかし、ナツキスバルはいともたやすく書庫に居るベアトリスを見つけ、何度もベアトリスを訪れる。スバルの事を邪魔だと思っているものの、何度も訪れるスバルに好意は持っており、スバルの危機を何度も助けてくれる。スバルの傷を治しているのもベアトリス。
ナツキスバルとベアトリスのやり取りと言うか掛け合いは、特にアニメ版では面白く描かれている。
見た目は幼女だが数百年は生きているベアトリスだが、スバルの様に頻繁に書庫を見つけ出せる人間に合ったことが無いため、特別なものを感じている。
エルザに切られたスバルのお腹の傷もベアトリスが直しており、治癒魔法をはじめ、様々な魔法を使う事ができる。
容姿が可愛いベアトリスだが、真に可愛くなるのは第二シーズンの最後なので、第二シーズンの最後までリゼロを見て欲しい。
ロズワール・L・メイザース
ロズワールは、メイザース辺境伯であるり代々メイザース領を収めている貴族である伯爵。次期国王を決める戦い王選に、エミリアの後ろ盾となって参戦している。自身も飛びぬけた実力を持つ魔術師で、特に火の魔法を得意としている。魔法を使って飛ぶこともできる。喋り方が独特で、語尾を伸ばす傾向がある。エミリアが連れてきたナツキスバルを怪訝に思いながらもロズワール邸内に置く。
辺境伯でありながら、道化の様な化粧をしているロズワール。
ロズワールは、魔法使いとしての実力は一級品で、火の魔法が得意で攻撃力も高い。
エミリアの後見人として王選に参加する。
広大な辺境域の領土も管理しており、かなりの権益をもっている。
空を飛ぶこともできて、1人であれば自分で飛んで移動する。
パトラッシュ
パトラッシュは、ダイアナ種の地竜。どうやら能力は高いが気性が粗く扱いにくい地竜との事。しかし、どうやらナツキスバルに一目ぼれして、スバルの言う事をきく。言う事をきくどころか、自ら進んでスバルの窮地を救う。パトラッシュは実は女の子(雌)で、スバルを助けて戦う女子達の1人と言える。走り、飛び、銜えてスバルを助ける。
パトラッシュは、スバルを助けて戦う女子'sの1人。
多数いたカルステン家の地竜の中で、初めての出会いからスバルになつき、スバルを慕ったため、スバルがクルシュさんから譲り受けて行動を共にすることになる。
パトラッシュは雌で、スバルに惚れた女性の1人と言える。
そこから、スバルが戦うそばに居て、スバルをかいがいしく助ける。
白鯨戦ではレムとスバルを乗せて走り回り奮戦する。
地竜としての能力は高く、戦闘能力も高い。
ラインハルト・ヴァン・アストレア
ラインハルトは、リゼロ最強キャラで、チート級の加護を持つ騎士で今代の「剣聖」。誰もが認めるリゼロ最強キャラで、ラインハルトの加護は、多岐にわたり、ラインハルトが必要と思うと加護を得る事ができるなど正にチートキャラ。主人公が何も能力を持っていないのと対照的に能力を持ちすぎている。
ラインハルトは、騎士の中の騎士評される人物。
「剣聖」の家系で、今代の剣聖である。
どの解説を見ても、作者の解説でも、リゼロの中で最強のキャラクター。
ラインハルトを最強にしているのは、もちろん剣の腕もさることながら、加護の多さ。
リゼロの世界で加護は、いわゆるファンタジー世界のスキルの様なもの。
魔法とは別に力が発動する。
ラインハルトの加護は多岐にわたっていて、初見の加護や先制の加護など戦闘用の加護から揚げ物の加護や味王の加護などの生活技術に関係するものまである。
強くて地位もあり、出自もいいのに良い奴。
エルザ・グランヒルテ
エルザ・グランヒルテは、美人でグラマラスな殺し屋。数々の修羅場をくぐってきた殺し屋で、戦闘のプロ。雇われて、エミリアの徽章をフェルトに盗ませる様に依頼した人物。蛮刀の様な曲刀で戦う。その戦闘スキルは実戦によるところが大きい様で、窮地に陥っても切り抜ける力を持っている。
エルザは、冷たいまなざしの超美品で、胸元の開いた艶めかしい衣装を纏っている。
しかし、その妖艶さに惑わされると、非常に危険な女性。
人を殺す事にためらいが無く、実戦経験を積んでいるため強い。
何よりも腹を裂いて、人の内臓の色を見る事が趣味の様な女性。
そのため「腸狩り」の異名を持っている。