リゼロ シーズン1 第1話のセリフ

コンビニに買い物の帰り、心臓を掴まれる様に感じ、瞬きの合間に見る景色が一変、異世界に召喚される事になってしいまったナツキスバル。彼の苦悩と苦痛の物語が始まる。

リゼロ シーズン1 第1話の全セリフ一覧

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やばい、これはマジでやばい。
スバル
なるほど。ここでひきね。
スバル
だめだ逃げろ早く。
スバル
やっぱ納豆はねーな。
スバル
待っていろ。
店員
363円です。
スバル
お、ギザ十。
スバル
おれが。
スバル
必ず。
スバル
お前を救ってみせる。
スバル
まあ一日部屋に閉じこもってゲームやってりゃ目も疲れるわな。
スバル
どうなってんだ?
スバル
どう見ても作り物じゃないよな?
スバル
てことは?
スバル
つまりこれはひょっとして異世界召喚てやつー。
スバル
ファンタジー世界と仮定して運命をお約束の中世風って、とこか?
スバル
亜人ありありの世界観で多分戦争とか冒険がありあり、そしてこの世界で俺は。
スバル
キター俺のターンキター、これはおそらく初めての魔法発動イベント。
騎士
あぶない。
スバル
魔法使うにはちょっと早かったな。
スバル
よめねぇ。
リンガ屋店主
おい兄ちゃん、変わった格好してるな。旅の途中か?
スバル
これは?
リンガ屋店主
そいつはリンガだ。
スバル
だが、言葉は通じる問題は?
リンガ屋店主
どこの国の金だ、なもんルグニカじゃ使えねぇ。
リンガ屋店主
さてめー、一文無しだなあっち行け商売の邪魔するんじゃねえ。
スバル
仕方ねえここはまず地道に情報収集か?
亜人
ここは亜人専門店だ。
スバル
マイク。
スバル
なんか話違うね異世界召喚じゃねーのかよ俺の主人公設定はどこいったんだよ?
スバル
携帯は無事か?
スバル
携帯持ってる意味ねー。
スバル
だいたい初期装備。貧弱すぎだろ。
スバル
もうちょっと福利厚生充実してないと俺みたいなゆとりは納得できないよ。
スバル
エクスカリバーの一つも持ってねーし。
スバル
つうか、そもそも召喚ものなら俺を召喚した美少女どこよ。
スバル
まさか召喚しておいて放置。
スバル
もうやっときたか俺のこと。召喚した美少女。
とんちんかん
てめぇ何ぶつぶつ言ってんだ。痛てぇ思いしたくなかったら、出すもんだしな。
スバル
強制イベント発生だ。
フェルト
どけどけー。
フェルト
そこのやつらー邪魔だ。
スバル
きた今度こそ召喚した美少女本人か?
パック
無目的にバラ撒いていたわけじゃないんだよ。
フェルト
召喚なんか知んないけど、私忙しいんだごめんね。強く生きてくれ。
スバル
今ので毒気が抜かれて忌が変わったりしませんかね?
とんちんかん
むしろ水刺されて気分を害したんですよね?
スバル
だが、落ち着けナツキスバル古来より世界に招かれた人間は頂上の力を発揮するのがお約束。
スバル
バッタバッタなぎ倒して俺の輝かしい未来の糧にしてやる。
スバル
経験値どもめー!
スバル
初めて人殴った思ってるこっちも痛い。
スバル
やっぱりこの世界だと俺は強い設定が。
スバル
アドレナリンザバザバでこれもらった。
スバル
すいません俺が全面的に悪かったです。許してください。
とんちんかん
ふざけたマネしやがって。
とんちんかん
らくにいけると思うよ。
エミリア
そこまでよ。
とんちんかん
なんだ、てめぇは?
エミリア
今なら許してあげる。だから潔く盗んだものを返して。
とんちんかん
盗んだ物。
エミリア
お願いあれは大切なものなの。他の物なら諦めもつくけど、あれだけは絶対にダメ。
エミリア
いい子だからおとなしく渡して。
とんちんかん
こいつを助けに来たわけじゃねーのか。
エミリア
変な格好の人ね私と関係あるのか聞かれたら無関係って答えるしかなわ。
とんちんかん
だったら俺らは関係ねぇ。何か盗まれたってならさっきのガキだ。
とんちんかん
そだ、あっちだ、あっちに逃げてった。
エミリア
嘘じゃないみたい。早く追いかけないと。
エミリア
でもそれはそれとして見過ごせる状況じゃないわ。
とんちんかん
ふざけやがって。
スバル
魔法。
とんちんかん
ふざけやがって。
とんちんかん
魔法使いなのかなんだろうがぶっ殺す。
とんちんかん
二対一で勝ってと思ってんのか。
エミリア
そうね。二対一は不公平かも。
エミリア
じゃあ二体に二なら対等な条件かな?
とんちんかん
精霊術師か。
エミリア
ご名答。今すぐ引き下がるなら追わないわ。すぐ決断して急いでるの。
とんちんかん
くそアマ、次に会ったときはただじゃおかねからなぁ。
パック
この子に何かしたら末代まで祟るよ。その場合、君が末代なんだけど。
スバル
助かったありがとう。
エミリア
動かないで。
エミリア
ほらやましいことがあるから目をそらしたんだ。
エミリア
私の目に狂いはないみたいね。
パック
どうかな?今のは健全な男の子的反応ってだけで邪悪な感じは0だったけど。
エミリア
パックは黙ってるの。
エミリア
あなた私から徽章を盗んだ子知ってるでしょ?
スバル
あいや、悪いけど全然全くこれぽっちも知らない。
スバル
おっ。
エミリア
使ったりしないわよ。まだ一生懸命あなたが。
エミリア
えっ、ヤダ嘘。
エミリア
まさか本当にただ回り道しちゃっただけ。
スバル
早く追いかけたほうがいいよお嬢さん。
スバル
なんなら手伝って。
パック
あーあ、無理して立つから。どうしよっか、
エミリア
関係ないでしょ。死ぬほどじゃないもの。放っておくわよ。
パック
本当に。
パック
本当にそんなこと言って助けるんじゃない?
エミリア
助けない?
パック
またまた。
エミリア
絶対の絶対助けないなんかしないだから。
スバル
怒った顔もすげえ可愛いなさすがに異世界ファンタジー。
スバル
これは膝枕。
エミリア
目が覚めた。
スバル
なんか美少女って思ったよりも毛深いんだね、って、そんなわけあるか?
パック
せめて目が覚めるまで幸せに過ごさせてあげようという粋な計らいだよ。
スバル
とりあえずそう裏声やめて。猫とヒロイン間違えるとかありえないから。
パック
いや、こんなに喜ばれると僕もわざわざ巨大化したかいがあるよ。
スバル
喜んでねーし。
エミリア
なんか悪かったな、結局目が覚めるまで付き合ってくれたみたいで。
エミリア
勘違いしないの?聞きたいことがあるから仕方なく残っただけなんだから。
エミリア
あなたの体の傷を治してあげたのも、目覚めるまでパックを枕にさせてあげたのも私のためだったの。
エミリア
だから、その分に答えてもらうんだから。
スバル
おんきせがましい感じを演出しつつ、普通のお願いじゃね?
エミリア
そんなことはない。あなたは盗まれた徽章には心当たりあるでしょうでしょう。スバル徽章?徽章っていや身分を表すバッチみたいなもんだっけ?
エミリア
真ん中に宝石が埋め込まれて、このぐらいの、大きさなんだけど。
スバル
ごめんだけど、何回聞かれても心当たりはないかな。
エミリア
そうそれじゃ仕方ないわね。
エミリア
でも、あなたは何も知らないって情報を私に教えてくれたわけだから、ちゃんと怪我を治した分の話はしたものね。
エミリア
じゃあ、急いでるからもう行くわね。
怪我は、ひととうり治ってるはずだけど、次からひと気のない路地に、一人で入るなんて危ないことはするべきじゃないわね。
いいのかこのおじさんお前の徽章を盗んだ一味だぞ。
エミリア
これは心配じゃなくて、忠告。
エミリア
次に同じような場面に出くわしても、私があなたを助けるメリットがないもの。
エミリア
だから、期待しちゃだめだからね。
パック
ごめんね、素直じゃないんだよ。うちの子変に思わないであげて。
スバル
素直じゃないって?
スバル
そんなレベルじゃねーだろ。大切なもの盗まれて急いでるのに俺のこと助けてくれてオマケに見ず知らずの俺に負い目を感じさせないように下手すぎるフォローまでしてそんな生き方。
スバル
めちゃくちゃ損するばっかりじゃねーか?
スバル
おい待ってくれよ。
エミリア
何?言っておくけど、これ以上私もちょっとしか付き合ってあげられないから。スバル若干甘さ見えてるけど、あそれより大切なものなんだろう、俺にも手伝ってくれ。
エミリア
でも、あなたは何も知らないって。
スバル
少なくとも顔は覚えてない。もう1度見ればわかる。
エミリア
んーーん。
エミリア
変な人言っておくけど、何のお礼もできません。
スバル
お礼なんていらない、俺が君に礼をしたい。だから手伝いたいんだ。
エミリア
お礼をされるようなことしてない、言ったでしょ、傷のことならちゃんと対価はもらってるんだから。
スバル
なら、俺も俺のために君を手伝う。
スバル
俺の目的はそうだな。
スバル
ん、一日一善だ。
パック
悪意は感じないし、素直に受け入れてもいいと思うよ。
パック
暴漢相手のたま避けは多い方が良いしね。
スバル
そんな物騒な役割かよ。
エミリア
でも本当なんのお礼もできないからね。
スバル
あー、大丈夫、俺に任せとけ。
スバル
でかい口たたいてしまったけど、この街って探し物するには広すぎねえ。
エミリア
ルグニカ王国の王都だもん。
エミリア
そんなことも知らなかったの?
エミリア
えっと、
パック
そういえば、お互いまだ名前も聞いてないよね。自己紹介しておく。
スバル
そういや、そうだな、じゃあここは俺から名乗らせていただこう。
スバル
俺の名前はナツキスバル無知蒙昧にして、天下腐滅の無一文よろしく。
パック
それだけ聞くと思う絶体絶命だよねうん。
パック
そして僕はパックよろしく。
エミリア
精霊とこんなに気軽に接する人なんて本当珍しい、どこから来たの?
エミリア
まっ、パターンからすると東の小さい島国だな
エミリア
ルグニカは大陸図で見て一番東の国だから、この国より東なんてないけど。
スバル
うそ、まじで東の果て?
エミリア
今自分のいる場所がわかってなくて、お金も持ってなくて字も読めなくて頼れる人もいない。
エミリア
ひょっとすると私より危ない立場なんじゃえっとスバルって。
スバル
Oh yes、俺の名前。
パック
でもこうしてみると結構体鍛えてるみたいだね。
スバル
毎日筋トレだけはね。
スバル
自宅の守り人引きこもりとしてはそんぐらいは当然ってもんだ。
エミリア
その引きこもりっていうのはよくわからないんだけど、スバルってかなりいい家柄のででしょう。
エミリア
この指もそうだけど、とてもきれい。
エミリア
庶民とは暮らしが違いすぎる手だもの。
エミリア
筋肉の付け方も仕事でついた感じじゃないし。
スバル
あ、そうい飼い猫の名前は聞いたけど、君の名前は聞いてなかったな。
エミリア
私の名前?
スバル
うん?そう。
エミリア
私は。
エミリア
サテラ。
スバル
私はサテラ、家名はないの。サテラとそう呼ぶといいわ。
スバル
そうか。
スバル
サテラか。
スバル
いい名前だ。
ラインハルト
そこまでだエルダ。
エミリア
えっ?
パック
なんか趣味が悪いよ。
スバル
んじゃ、聞き込み再開と行こうぜ。
エミリア
ねえスバル。
エミリア
あの子迷子になってる気がしない。
スバル
いやだから聞き込みは?
エミリア
それも大事だけど、迷子だったらなんとかしてあげないと。
スバル
助けられた俺が言うのもなんだけど、今の置かれてる状況とかわかってる?
エミリア
でも。
エミリア
あの子は今泣いているそうでしょ、スバル?
エミリア
付き合いきれないっていうなら、それでもいい。
エミリア
ここまでありがとうスバルあとは自分で何とかしてみるから、あの子、どうにかして上げてから。
エミリア
探してた相手じゃなくてごめんねね、どうしたの?お父さんがお母さんは一緒じゃないの?
エミリア
その、泣かないで。
エミリア
お姉ちゃんはあなたに何もしたりしないから。
スバル
ここに取り出しましたるは一枚のギザじゅうにございます。
スバル
さて、これをぎゅっと手で握り潰してやりますっ。
スバル
するとあら不思議。
スバル
はい、消えた。コインはこんなところにおりました。
スバル
プレゼントしてあげよう貴重品だから大事にしてね。
女の子
はい。ありがとう。
スバル
そっか、お母さんとはぐれちまったのか。何、大丈夫?大丈夫。
スバル
お兄ちゃんとお姉ちゃんに任せとけって。
スバル
すぐにバシッと見つけてあげるからな。
スバル
こうしてると、何も知らない人達からは、若夫婦とその子供みたいに見える気がしない。
スバル
照れるな。
エミリア
贔屓目に見てもスバルとこの子が兄弟にしか見えないと思うけど。
スバル
なんで俺がそんな年下?
女の子
あー、ママー!
スバル
見つかったみてぇだな。
エミリア
うん、 よかった。
スバル
それでー、だいぶ遠回りになっちゃった気がすっけど。
スバル
そこんとこお姉さん的にはどんなメリットがあったんだと主張するんでしょうか?エミリア簡単よ、これで私たちは気持ち良く探し物の続きができるでしょ?
エミリア
それよりどうして手伝ってくれたの?スバル反対してたのに。
スバル
手品を見せびらかしたかったってと嘘になるね。
スバル
言ったろ。君の徽章お探しを手伝って俺は一日一善。
エミリア
じゃあ女の子を助けてあげられたから、もう一膳は済んだんじゃない。
スバル
正論すぎる切り返し。いや、ほらいいことは一日何回やってもいいじゃん。
スバル
明日の分の前倒しだよ。
スバル
今週のノルマを先に消化しちゃう腹積もりだよ。
エミリア
スバルってすごく損する性格してるのね。
スバル
ほかの誰でもなく、君にだけは言われたくねぇな。
エミリア
悪い子じゃないのよね。
スバル
うん。だからなんで年下扱い?
スバル
俺と君って、そこまで年の差無いと思うぜ。
エミリア
その予想当てにならないと思う。
エミリア
わたしハーフエルフだから。
スバル
なるほどな。
スバル
どうりで可愛いと思ったエルフは美人ってのはお約束だもんな。
スバル
どうったの?
エミリア
どうしたのって言うか、あのほら、私ハーフエルフ。
スバル
聞いたよ。
エミリア
ああ。
パック
んーーてぃ。
スバル
急に何すんの。
パック
なんとなく耐え難いムズムズ感を形にしたくて。
スバル
そんな理由じゃ殴られた側納得いかねーよ。ふむふむだったから許すけど。
パック
僕も別に怒って叩いたわけじゃないよ。
パック
どちらかっていうと逆だね。
エミリア
もうスバルのおたんこなす。
スバル
おたんこなすって今日日聞かねーな。
スバル
そして何故に俺は罵倒されてるの?
エミリア
ふんだ、知らない、それより探し物の続き始めなきゃ。
スバル
あー待ってノープランで動き回ってもいい結果がついてこない。ここは捜査の基本だ。
エミリア
捜査の基本?
スバル
現場百回ってやつ。
スバル
その徽章はどこら辺で盗まれたんだ。
スバル
そんなわけで、どうやら現場は、この辺りだったらしく、俺に任せろと勇ましく宣言して戻ってまいりました。くだもの屋。
リンガ屋店主
なんだ、客かと思ったらまたお前かよ一文無し。
スバル
いいのかよそんな態度でさっきの俺と違うことに気づかないのかい。
リンガ屋店主
何?
スバル
どうだ?連れだぜ連れ。お得意様候補を連れてきてやったんだぜ。
エミリア
あのスバル変に期待してくれてるんだけど、私もお金持ってないわよ。
スバル
で、あで、まじで。
リンガ屋店主
無一文が二人になっただけの状況で何が言いたかったんだ兄ちゃん。
スバル
実は人を探してたんだけど、ちょっとお話聞かせてもらえないかな的な。
リンガ屋店主
文無しに付き合ってらんねぇって皮肉言ってんだよ、帰った帰った。
女の子
お兄ちゃん。
女の子のお母さん
先程はどうも。
スバル
なんでまたこんなところに。
女の子のお母さん
主人のお店なので、ちょっと立ち寄ったんですよ
スバル
主人。
リンガ屋店主
ほーよしよし、それよりお前、この文無し二人と知り合いか。
女の子のお母さん
この子が迷子になったのを見つけてくれたんですよ。
女の子
お姉ちゃん、はい。
女の子のお母さん
もらってあげてください。娘なりにお礼がしたいと思ってるみたいなので。
エミリア
ありがとう。
リンガ屋店主
すまなかったな娘の恩人だ礼がしたい何でも聞いてくれ。
エミリア
ほらねちゃんとめぐりめぐって私たちのためになったじゃない?
スバル
空気と雰囲気とあと多分住んでる人間の性格も悪そう。本当にここに居るのか?
リンガ屋店主
ひょっとしてフェルトのやつかもしれねぇな。金髪の端っこい小娘だろ?貧民街じゃ有名だ。住んでる場所までは知らねえな。
エミリア
聞けば教えてくれるかしら?
パック
誰も自分たちの仲間を売ったりしないから聞いても無駄だと思うけど。
スバル
出直した方が賢明か?
パック
進むにしても戻るにしても決断は早めにね。僕はそろそろ時間切れだ。
スバル
何それ?時間切れ。
パック
僕はこんな可愛い見た目だけど、精霊だからね。表に出てるだけで結構マナを使っちゃうんだ。
パック
だから夜は依り代の結晶咳に戻ってお天道様が出てる間に備えてるんだよ。
パック
まあ、平均的には9時から5時が理想かな。
スバル
9時5時とか公務員みてえだな。
スバル
精霊の雇用形態も案外シビア。
エミリア
パックがいなくても大丈夫。ここは進むしかない、
パック
だよね。でもごめん、僕も限界だ。
スバル
なんか死にそうな消え方すんな。
エミリア
無理させてごめんね、バック。あとは私たちで頑張るからゆっくり休んで。
パック
くれぐれも無茶しないように、いざとなったらオドを使って僕を呼び出すんだよ。
パック
それじゃあ後は頼んだよスバル。
スバル
おいおい、女の子と二人きりなんて、小学生以来のシチュエーションだ。
エミリア
変なこと考えちゃダメだからね。魔法は使えるんだから。
スバル
考えねーよ。それよりここからどうやってフェルトを見つけ出すかだ。
エミリア
微精霊に聞いてみる。
スバル
微精霊?
エミリア
微精霊っていうのはまだ精霊になる前の存在のこと。
エミリア
時間が経って成長して力と自意識が芽生えるとパックみたいな立派な精霊になるの。
エミリア
どんどん寂しくなってくる。
スバル
本当にこんなとこに住んでるのか。
エミリア
微精霊はこっちの方角にフェルトに似た人が入って行くのを見たって言ってたんだけど。
スバル
よー兄弟、この先ってこの家であってる?
通行人
ああ、フェルトこの先にあるのはロム爺の盗品蔵だけだ。
通行人
ははぁん、さては兄ちゃんたちフェルトに何か盗まれたか。
通行人
まあ、うまく交渉して買い戻すんだな強く生きろよ。
エミリア
盗まれたものを返してもらうのに、どうしてお金払わなきゃいけないのかしら?
スバル
まっ、とにかくここは俺に任せてくれ。
スバル
なんとか交渉してみる。
エミリア
わかったスバルに任せてみる。
スバル
やけに素直に任せたな。
スバル
いままでの流れだとあなたみたいな役立たずに任せる?へそで茶が沸いて花が大爆笑しちゃうわ、的な発言に俺のキズつきつつも決意を、新たにする展開だぜ。
エミリア
そんなひどいこと私言わないわよ。確かにスバルに足を引っ張られてないって言ったら嘘になっちゃうけど。
スバル
嘘になっちゃうのかよ。
エミリア
でも、スバルを信じてみる。
スバル
おう。
エミリア
うまくいったらもうけものぐらいの気持ちで。
スバル
そこは上目遣いで私のために頑張ってぐらい言ったほうがやる気出るぜ。
エミリア
そんな無理になんて言えないもの。
エミリア
でも。
エミリア
頑張って。
スバル
うん、頑張る。
スバル
俺が先に入るから君は外見張ってて、帰りは遅くならないけど、先にご飯食べてていいよ。
エミリア
馬鹿なこと言ってないの。気をつけてね。
スバル
ウイウイ。
スバル
サテラも俺が声をかけるまで入ったらだめだぜ。
スバル
どったの?
エミリア
うんうん、なんでもないの?
エミリア
徽章取り戻せたらちゃんと謝るから。
スバル
お邪魔します。
スバル
さて、鬼が出るか、邪が出るかファンタジーだとどっちも冗談じゃすまないな。
スバル
これ全部盗品かよ。
スバル
なんで誰もいないんだ盗品扱ってて無用心にも程があるだろう。
スバル
あ。
エルザ
あー、見つけてしまったのね、それじゃ仕方ない。
エルザ
ええ、仕方ないのよ。
スバル
やばい、これ全部俺の血かよ、やばい、これは本気でヤバイ。
エミリア
スバル。
エミリア
どうかしたの?
エミリア
スバル。
スバル
だめだ逃げろ、早く。
スバル
まっていろ。
スバル
俺が。
スバル
ず。
スバル
お前を、救って見せる。
リンガ屋店主
どうしたよ?お兄ちゃん急に惚けたずらして。
スバル
はあ。
リンガ屋店主
だからリンガだよ、リンガ、兄ちゃん金は持ってんのか?
スバル
はーあ?
リンガ屋店主
はーあじゃねーよ。リンガ買うのか買わねぇのか。
スバル
あーだから俺、天下不滅の一文無しだってばよって。
リンガ屋店主
だょ、ただの冷やかしなら行った行った。こっちは商売してんだや。冷やかしには付き合ってられん。
スバル
同い事?さっきまで夜だったよな?
スバル
腹の傷ねぇな。
スバル
あっそサテラサテラを頼むってパックに言われたんじゃねーのかよ俺とにかくあの店に戻らねぇと。
とんちんかん
おいおい、呆けた面してどうしたよ。痛てぇ思いしたくなけりゃ出すもんだしな。
スバル
お前ら俺が一人と見てさっきの仕返しか。
とんちんかん
はぁ、何言ってんだお前。頭おかしいんじゃねーのか。
とんちんかん
いーさ兄ちゃんとりあえず持ち物全部置いてけ。それで勘弁してやっから。スバルはい、はい、持ち物全部ね、急いでるから。それでいいや、本当。
とんちんかん
あと犬の真似な。四つん這いで犬の真似して。
とんちんかん
助けてくださいって泣けや。
スバル
調子のんな。
スバル
カオスなり余った時間なめんな。日々特に理由もなく木刀振って鍛えた俺の握力70キロオーバーだ。
スバル
こっちは急いでるんだ、二度とと邪魔するんじゃねえ。
スバル
ビビんなビビんなよ俺。
スバル
バカか俺はここまで来て、答えを見ないで帰れるもんかよ。
スバル
誰かいいますか誰か誰か居るんだろう。頼むよ返事してくれ頼む。
ロム爺
じゃっかましいわ。
ロム爺
合図と合言葉も知らない扉をぶっ壊すきか。
ロム爺うんん。
スバル
あんた。
ロム爺
なんじゃ、さっきからもじもじしようって。
ロム爺
キンタマの位置がそんなに気になるか?
スバル
息子のポジション気にしてるわけじゃねえよ。つうか下から話に入るな。
ロム爺
人の晩酌の邪魔しようって。
ロム爺
これでつまらん用事ならひどいぞ。
スバル
日のある力飲んでんじゃねーよ、早死にするぞ。
スバル
あ、つうか馬鹿げた話なんだが。
スバル
じいさん、最近死んだことないか?
ロム爺
だはぁはは、確かに死にかけのジジイなのは認めるが、あいにくと死んだ経験は未だないぞ。
スバル
じゃあ銀髪の女の子を見なかったか?
ロム爺
銀髪そんな悪目立ちするものは見とらん。
スバル
全部夢だったのが。
スバル
だったら、どっからどこまでが夢で俺はどうしてこんな世界に居るんだよ。
ロム爺
お前らはいったい何の用でここに来た?
スバル
俺は徽章を探してる。俺を助けてくれた銀髪美少女の持ちもんだ。
スバル
理由は知らんけど、大切なもんなんだと確か真ん中に宝石がはめこまれてるって言ってた。
ロム爺
宝石が入った徽章。
ロム爺
悪いが、そんな品物は持ち込まれておらんぞ。
スバル
本当にか?よく思い出せよ。
スバル
呆けてんじゃねーのか。ガタが来て。
ロム爺
酒が入って絶好調の今で思い出せんなら知らんとしか言えんな。
ロム爺
じゃが。
ロム爺
今日は、この後持ち込みの約束があってな。
ロム爺
前もって上ものと聞かされとる。
ロム爺
お前さんの探し物の可能性は充分あるじゃろうな。
スバル
持ち込むのはひょっとしてフェルトって子か。
ロム爺
なんじゃ取った相手の名前までわかっとるのか。
ロム爺
じゃがお前さんがそれを買い取れるかどうかまた別の話じゃぞ。
スバル
幾ら足元見ても無駄だぜなにせ、なにせ俺は万夫不当の一文無し。
ロム爺
話にならんじゃろうが。
スバル
いーや、この世には物物交換って手がある。
ロム爺
そういえばお前さん、何から珍しいものを持ってるの?
スバル
おーよ、例えばそれはコンポタスナック超美味ぇんだぞ。
ロム爺
食い物か?
ロム爺
なるほど。不思議な味。酒には合う。
ロム爺
うましうましじゃ。
スバル
そうだろ、そうだろって、てめぇ勝手に食ってんじゃねー。
ロム爺
なんと交換するつもりか知らんが、フェルトが来てから出直してくるんじゃな。
スバル
どこの世界でも金のあるやつと無いやつがいるってことか?
スバル
にしても分かりやすいよな。
フェルト
兄ちゃん、何やってんだ邪魔なんだけど。
スバル
フェルト。
フェルト
私のこと知ってんのか?
スバル
知ってるも何もお前を待ってたんだ。
フェルト
何のために?
スバル
っていうか、お前は俺のことひょっとして覚えてないか?
フェルト
どっかであった。でも、かなり衝撃的な出会い方してねと私暇じゃねぇから覚えてねえよ。
スバル
衝撃的っちゃ衝撃的だったが。
スバル
まあ、それはいい。お前の持ってる徽章のことで交渉がしたい。
フェルト
なんだそういうことかだったら話は聞くぜ。
ロム爺
大ネズミ
フェルト
ロム爺
白鯨
フェルト
釣り針
ロム爺
彼らが尊きドラゴン様に
フェルト
くそったれ
フェルト
待たせちまったなロム爺。意外としつこい相手でな。
フェルト
まくの手間取っちまった。
フェルト
おーいロム爺、このミルク水入れて薄めてねぇだろうな、まずいぞ。
ロム爺
まったくもう、人が好意で出してやってるもん、まずいまずいと。
スバル
なんか予想と期待以上に親しげだなお前ら置いてけぼりで寂しい。
フェルト
ロム爺といい勝負の凶悪な面して女々しいこと言ってんじゃねーよ。
スバル
今までいろんなこと言われてきたけど、このじじいと、いい勝負させるか。
フェルト
さすがに今のは言い過ぎたって悪かったよ兄ちゃん。
ロム爺
お前さんら二人で結託して、私を怒らせに来たんじゃなかろうな。
フェルト
じゃあまあ改めて本題に入るとすっか兄ちゃん。
フェルト
いくら出すんだ。
スバル
いきなりだなあ。その前に徽章は本当に持ってるんだろうな。
フェルト
あたり前だろ?
フェルト
ほらよ。
フェルト
こっちは宝石付きの代物んだ。しかもそれなりに苦労して手に入れた。
フェルト
それに見合う額ならお互い嬉しいよな。
スバル
金はねぇ。
フェルト
だったら話にならねぇだろ。
スバル
チッチッチッ。金はねが金に換えられるものがあるんだよ。
スバル
ここに取り出しましたるは万物の時間を凍結させるまき、携帯だ。
フェルト
なんだこりゃ。
ロム爺
初めて見るのぉ?
スバル
くらえ秒間九発連続撮影。
フェルト
なんのおとか、まぶしいつうの。
ロム爺
貴さま私を殺す気か。怪しげな真似しようって爺をなめる出ないぞ。
スバル
まてまて。
フェルト
これって。
ロム爺
わしとフェルトの顔じゃの。どういう手品じゃ?
スバル
いったろ、これは時間を切り取って凍結させる不思議なアイテム。この道具で、あんたら二人の時間を切り取って、この中に閉じこめたってわけさ。
フェルト
なるほど。そりゃすげえな。
ロム爺
初めて見るな。これが噂に聞くミーティアというやつかの。
スバル
ミーティア?
ロム爺
魔法使いのようにゲートの開いていないものでも魔法が使えるようにできるという道具の総称じゃ。
フェルト
そんなことより値段だこのミーティアは売ったらどんなもんよ。
ロム爺
さすがの私もミーティアなんぞ扱うのは初めてじゃ。だが、この徽章より高値がつくことには間違いないじゃろう。
スバル
なら決まりだ。この携帯と徽章を交換はい、交渉成立。
フェルト
いや、まだだ。
スバル
なんでだよ。
フェルト
私の交渉相手は兄ちゃんだけじゃないってこと。
フェルト
そもそも私がこの徽章をぎってきたのは頼まれたからなんだよ。
フェルト
これ一個で正金貨十枚と引き換えるって話でな。
スバル
盗みの話が先約かよ。正金貨十枚って相場がイマイチ分かんないけど。
ロム爺
お前さんが持ってきたミーティアなら最低でも正金貨20枚、いや、それだけのものならもっと出す好事家もおるじゃろ。
フェルト
マジかそれ吹っ掛けがいがあるってもんだぜ。
スバル
で、その依頼人とはいつどこで会う。
フェルト
心配すんな。
フェルト
交渉場所はここだ。私みたいなか弱いのが、一人で相手して踏み倒されたりしたらかなわねー。
フェルト
その点、ロム爺がいれば安心だかんな。
ロム爺
符丁は?
フェルト
教えてねーよ。たぶん私の客だし見てくるわ。
スバル
いいのかよ、あんなかってばっかさせて。
ロム爺
まあ知らんなんかじゃないしの、付き合いも短くない。頼られてやるとするわい。
スバル
つーかその文明人とは思えない姿に、さすがのスバルくんも苦笑い。
ロム爺
こんな場所じゃどいつもこいつも自分が生きるのに必死でな、幼子が生きて行くにわ似た境遇の子らと徒党を組んだりするのが常なんじゃが、フェルトはそれに向かん。
ロム爺
なので、私がフェルトを守ってやらねばならん。
フェルト
やっぱり私の客だったよ。
フェルト
こっちだ座るかい。
エルザ
部外者が多い気がするのだけれど。
フェルト
踏み倒されたら困るかな。私ら弱者なりの知恵だよ。
エルザ
そちらのご老人は分かるのだけれど、こちらのお兄さんは。
フェルト
この兄ちゃんはあんたのライバル。
フェルト
私のもう一人の交渉相手さ。
エルザ
なるほど。事情は飲み込めたは。
フェルト
まっ、そんなわけで、値段の吊り上げ交渉ってわけだ。
フェルト
別に私はどっちが徽章を持ってくんでも構わないし、高い方に高く売りつけるさ。
エルザ
いい性格だは嫌いじゃない。それでそちらのお兄さんはいくらつけたの。
スバル
俺が出すのは、このミーティアだ。たぶん世界に一個しかないレアアイテム。
スバル
そこの筋肉じいさんの話じゃ正金貨で20枚はくだらないってお墨付きだぜ?
エルザ
ミーティア。
エルザ
実は私も依頼主からある程度余分なお金を渡されているの?少しの上乗せも考える意味でね。
スバル
依頼主ってことはエルザさんも頼まれただけってことか。
エルザ
そうなるわね。欲しがってるのは依頼主の方。あなた、ひょっとしてご同業。
スバル
俺と同業ってことは無職ってことになるぜ。
フェルト
でその無職のお兄ちゃんは飛び出るような値段をつけた。
フェルト
あんたの飼い主はどんぐらいの値段がつけられるんだよ。
ロム爺
20枚ちょうど。
エルザ
私が雇い主から渡されている正金貨これで全部。少し厳しいかしら。
ロム爺
男のくせにそんなみっともない顔するもんじゃない。お前さんのミーティアは正金貨二十枚下らんと言ったはずじゃ。
ロム爺
私の見立てじゃこの交渉は、この小僧に傾くお前さんと雇い主には悪いが、その金川袋に戻して帰ることじゃな。
スバル
んんんよっしゃー。
スバル
なんだよ、いいだろ別にガッツポーズぐらい嬉しかったんだよ。
フェルト
別に何も言ってねーだろ。存分にはしゃげよ。私は儲かればそれでいいし。
スバル
まあ悪いなエルザさん多分怒られたりしまうよな。
エルザ
仕方のない話よ。雇い主が支払いを少なく済まそうなんて考えなのが悪いのだし。
エルザ
それじゃ交渉は残念な結果だけれど、私はこれで失礼するわね。
エルザ
そういえば、あなたはその徽章手に入れてどうするの?
スバル
ああ、元の持ち主探して返すんだよ。
エルザ
なんだ関係者なのね。
スバル
何を?
フェルト
バカか死ぬ気か?
エルザ
あら、避けられてしまったわね。
エルザ
巨人族と殺し会うのは初めてよ。
ロム爺
抜かせ小娘。ひき肉にして大鼠の餌にしてやらぁ。
スバル
やばい。
フェルト
大丈夫だ、ロム爺がやられるはずがねぇ。
ロム爺
くらえ!
フェルト
ロム爺!
ロム爺
くそう。
エルザ
言い忘れていたけど。
ロム爺
せめて相打ちに。
エルザ
ミルクごちそうさまでした。
エルザ
これはお返しするわね。
フェルト
てめぇ。よくもやってくれやがったな。
エルザ
あらー、貴方ん方が勇気があるのね。
エルザ
だけどで手向かうと痛い思いをするかもしれないのだけれど。
フェルト
反撃しなくても殺すきだろうが?
フェルト
くそ異常者が!
エルザ
動かれると手元が狂うかもしれないの。私は物の扱いが雑だから。
スバル
悪かったな。巻こんじまって。
エルザ
風の加護。
エルザ
素敵、世界に愛されているのね、あなた妬ましい。
エルザ
おじいさんと女の子が倒れ、なのにあなたは動かない諦めてしまったの?
スバル
くっそ。
エルザ
あーやっと竜のね遅いし、つまらないけど悪くはない。
エルザ
でも全然だめ見たまま素人で動きは雑。
エルザ
加護もなければ技術もなく、せめて知恵を絞れるかと思えばそれもなし。
スバル
うっせーな、 意地があるんだよ。こんだけやられたらな。
エルザ
飛び抜けた気骨だけは認めてあげる。それはもっと早く出来ていれば、この子たちも少しは違ったかもしれないけど。
エルザ
終わりにするとしましょう。天使に合わせてあげるわ。
スバル
なーりゃ。
エルザ
あー、今のはとても感じたわ。
スバル
あ。
エルザ
驚いたすれ違いざまにお腹を開いたのよ。
エルザ
これだけは私得意なの。
エルザ
あー、 やっぱりあなたのはらわたはとても綺麗な色をしていると、思ったの。
スバル
痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い。
エルザ
痛い、つらいい、悲しい、死んでしまいたい。
スバル
死ぬ、死んだのか、生きてる、いつ死ぬ。
エルザ
ゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆっくり。
スバル
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ。
エルザ
ゆっくりと熱は失われて。
スバル
死ぬ死ぬ
エルザ
ゆっくりと冷たくなって。
スバル
死んだ。
リンガ屋店主
どうしたよ?兄ちゃん急に惚けたつらして。
リンガ屋店主
おい兄ちゃん、大丈夫か?
スバル
もーわかんねー。
リンガ屋店主
大丈夫か兄ちゃん、お金はいらないとりあえず。ほれ。
スバル
ちょ、待って待って待って待ってくれ。
スバル
頼む待って!
スバル
サテラー
スバル
無視しないでくれ。
スバル
居なくなったのも、言う事聞かなかったのも俺が悪かった。
スバル
でも、俺も必死だったんだ。あれから盗品蔵にも行ったんだけど、会えなくて。
スバル
ああ、自分のことばっかでごめん。でも無事でよかったサテラ。
エミリア
あなたどういうつもり。
エミリア
誰だか知らないけど、人を嫉妬の魔女の名まえでよんで、どういうつもりなの?

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アニナビ

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