ブルーロック第十九話 Dancing Boy
3rdステージが終わり、誰を取るのか、誰を奪うのかを相談する潔達。個々の主張をするが潔が言う化学反応を起こせる選手が必要だと言う意見に賛同する。蜂楽の過去も語られいく。蜂楽の中に居る怪物とは、蜂楽の重いとは。しかし、凜に「誰かを探してる」と指摘される。
ブルーロック第十九話 Aパート 化学反応
誰を奪うのかを話し合い、潔が主張する個々のスキルがぶつかった時の化学反応が凜たちに勝つためには必要だと意見に賛同し千切を指名する。
だれを取るのか、潔は相談する。
凪は玲王を、馬狼は國神を推す。
しかし潔の意見は違った。
俺たちが2次セレクションクリアの鍵は化学反応。
潔が馬狼を喰って、馬狼が潔を喰い返して、それをライブでできたから勝てた。
チームをまとめるのは自殺行為だと。
「博打だが正論だな」
馬狼も認める。
それじゃ1人しか居ないぞと3人の意見が一致する。
「試合で唯一俺たちに食らいついてたストライカー。
この化学反応に混ざっても消えないのはお前しか居ないんだよ、千切豹馬。」「来いよ、お前の足が必要だ。」
「おい國神忘れんな、俺たちはまだ潔に勝ってないんだ。 同じ悔しさ握りしめて待ってるぞヒーロー。」
千切は國神に言う。
凪と玲王のセリフ。
「だったらさ、ここでお前を選べば満足なの? ワクワクもしないのに気持ちだけチームになって、世界一ってそんな甘っちょろいことなの? なんかもういいよ。 めんどくさいよレオ。 もう知らない。」
「選ばれる方じゃなく、選ぶ方になれよ。 何のためにサッカーやってるんだお前。 世界一のストライカーになる人間しか、ブルーロックじゃ生きられねぇぞ。」
潔は言う。
「下を向くな、見届けろ。 ここで目を逸らしたら俺たちは終わりだ。」
國神が玲王の体を引っ張り上げる。
潔、凪、馬狼、千切4thステージ進出。
蜂楽の幼き頃の記憶。
イマジナリーフレンド。
蜂楽にだけ見える蜂楽の中に居る怪物。
でも蜂楽はいつか楽しくサッカーできる本当の友達が欲しいと思う。
自分勝手な3人にまとめるのに戸惑う潔。
加わったのが我がままお嬢の千切だったからだ。
食事も一緒にとらない。
唯一行くと言ったのは馬狼だった。
馬狼は、潔が見えてる景色を聞く。
お前はどんなサッカーがしたいのかとも。
自分の能力は空間認識能力だと告げる。
潔は試合中に馬狼に言い過ぎたと謝るが、馬狼はヘタクソは撤回させたし、それ以外はお前が正しいだろと言う。
「ありがとう馬狼。 今のお前なんか好きだ。」
潔は言う。
お前の能力を喰うためだと照れ隠す馬狼。
「ああやってみろ全部教えてやる。 それで俺はお前の2倍のスピードで進化してやる。」
「俺はその3倍で進化してやるよ。」
なんだか認め合う事ができた馬狼と潔だった。
部屋では凪が見ている動画は何かを千切が聞く。
凪が見えたのは世界一のストライカーの映像だぅった。
まったくサッカー知らない凪、それなのにあんなに上手いなんて反則だろと言う。
凪は千切足の事を聞く。
「こんど壊れたらやばいけど、後悔はないその覚悟で俺は1日ずっと走ってる。」
千切は答える。
自分たちの可能性と、化学反応がどんなプレーを生むのか胸の高鳴りを抑えきれない潔。
早く戦いたいと思う。
場面が変わって、凜と蜂楽。
蜂楽が凜に挑むも倒される。
「感性に頼りきったそんなドリブルじゃ永遠に俺には通用しない。」
「そんなのやってみなきゃわかんないよ。」
「分かるさ、お前のドリブルは楽しんでるように見えて1人で戦うことを恐れてる。 誰かを探してるサッカーだ。 そのヌルイエゴじゃ俺の心は踊らねぇよ。」
ブルーロック第十九話 Bパート 内なる怪物
蜂楽の中の怪物は何なのか?蜂楽の幼い日々の回想により、蜂楽がどうやって怪物を作ってきたのか?しかし、蜂楽のドリブルは、誰かを探すドリブルだと見透かす凜。
蜂楽はサッカーが大好きだった。
これ以上面白事は無いって無いって思ってた。
他の人からは変だと思われていた。
一緒にサッカーをやりたい。
それだけだった。
ばちゅらママのセリフ。俺だけのこの楽しさ信じてサッカーしていいんだ。
サッカーチームに入るも蜂楽には物足りない
いつかみんなが見てみぬふりをして聞こえなくなる怪物の声。いつかみんなが信じなくなるサッカーの楽しさを蜂楽は信じ続けた
もしもこのまま誰もわかってくれなかったら、1人でサッカーする事になったら。
蜂楽は死んでしまいそうに寂しくなった。
ブルーロックにはいろんな選手が居て自分と分かり合える人が居る。
そう思っていたけど、ブルーロックにも居なかったら。
でも、そこには潔が居た。
蜂楽は見つけた。
怪物は言ったパスを出せ、こいつが怪物だ。
だから蜂楽は潔を信じている。
「お前のドリブルは楽しんでいる様に見えて誰かを探してる」
「凜ちゃん、何で俺が誰かを探してるって分かったの?」
「初めてだ、そんなこと言われたの。 俺の中の怪物に気づいてくれたやつ。」
蜂楽は潔を信じているが、自分の怪物に気づいてくれた凜もまた今の自分では気づけない怪物では無いかと思う。」
練習場を出るとそこには潔が待っていた。
「よう蜂楽探したぞ。 約束通り奪い返しに来たぜ。」
「やろうぜ凜」
蜂楽はどっちがもっと自分を楽しませる怪物なのかを見定めようとしていた。
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