リゼロ re:ゼロから始める異世界シーズン2 5話のセリフ
リゼロ2期5話は、試練の中で、スバルは制服姿のエキドナと話す。
リゼロ re:ゼロから始める異世界シーズン2 5話の全セリフ一覧
ナツキ・スバル
うーん!まず言っておきたいことがあるんだな。
ナツキ・スバル
お前その制服に似合ってるな。
エキドナ
ありがとう。そう言ってくれると、わざわざ君の記憶から再現した甲斐があるよ。
ナツキ・スバル
ここは何なんだ?
エキドナ
資格を持つ君が墓所に入った。だから試練が始まった。それだけのことだよ。
エキドナ
聞こえなかったかい。まず過去に向き合えと。
ナツキ・スバル
だんだんと思い出してきた。俺に何をした?完全にお前のこと忘れてたぞ。
エキドナ
君の口の硬さを信じるより、記憶に干渉する方が手っ取り早かったからね。
ナツキ・スバル
で、俺はこの試練をクリアしたのか?
エキドナ
一部始終を見させてもらった。僕は十分な結果を得られたと思っているよってるよ。
エキドナ
ごめんなさい。には僕も思わず、瞳が恨むところがあったよ。
ナツキ・スバル
うるせえょ、誰にも言うなよ。恥ずかしいで、てか、この世界ってのはやっぱり
エキドナ
そうだよ。
エキドナ
ここは君の記憶を頼りに限りなく、忠実に再現した虚構の世界だ。
エキドナ
君の両親も含め、何にもかもね。
ナツキ・スバル
本当に何もかもか俺の知らない話だって。いくつつも。
エキドナ
本当に君はそれを知らなかったかい。
エキドナ
君が思っていたのと異なる父親像を君は本当に一度も疑ったことがなかったかい。
エキドナ
知られていないと思っていた心の内を君は本当に隠そうと思っていたかい。
エキドナ
知られて楽になりたい。本心を。それでも愛してほしいという利己的な感情を虚構の父に妄想の母に求めていなかったと断言できるかい。
エキドナ
それはあまりに理想的で都合が良すぎるそうは思わないかい。
ナツキ・スバル
俺の親をバカにするなよエキドナ。
エキドナ
何。
ナツキ・スバル
俺は頑張れって。いってらっしゃいって。言ってもらえたんだ。
ナツキ・スバル
俺の答えは全部伝えた。父さんもお母さんもそれを受け取ってくれた。
ナツキ・スバル
あの声も笑顔も全部が全部俺の想像なんてぶっちぎってた。
ナツキ・スバル
俺の両親は俺のちんけな想像に収まるような器じゃねえよ。
ナツキ・スバル
なめんな。俺は 2人に全部伝えられた。お前の言葉になんか惑わされてやらねえよ。
エキドナ
本当の意味でこの試練は終わりだ。
エキドナ
次の質問に期待したいところだね。
ナツキ・スバル
次の設問もなんだそれ。
ナツキ・スバル
試練って 1 個じゃないのか。
エキドナ
墓所の試練は全部で3つ。
エキドナ
聖域の解放をその突破が条件だ。やっと君にこの話ができて、僕は嬉しいよ。
エキドナ
そんなに驚いてもらえると胸のはずむ。
エキドナ
すでに消失が始まっている。外に出れば君は元の墓所に戻っているはずだよ。
ナツキ・スバル
なーエキドナ。
エキドナ
なんだい一発殴らせろとでも。
エキドナ
確かに、君にはそれぐらいの権利はある。
エキドナ
でも僕は女だ。顔は。
ナツキ・スバル
ありがとな。
ナツキ・スバル
本物じゃなかったんにしても、本当の 2人に伝わってなかったとしても伝えたいことを言えたのはお前のおかだ。
ナツキ・スバル
だから、ありがとうだ。
エキドナ
君という人間が理解できなくて、とても興味深いよ。
エキドナ
怖いくらいだ。
ナツキ・スバル
魔女様に怖がってもらえて光栄だ。
ナツキ・スバル
そうだ、お前はどうも。俺がこの先の試練に挑戦するのを望んでるみたいだったけど。
ナツキ・スバル
その期待には応えられねえよ。
エキドナ
というと。
ナツキ・スバル
試練をクリアして聖域を解放するのは俺の役目じゃない。お前の機体は別の子が叶える。
エキドナ
果たしてそれはどうかな?
ナツキ・スバル
ここ?そうだ。俺は試練を受けて。
ナツキ・スバル
エミリア。
ナツキ・スバル
エミリアしっかりしろ。エミリア、エミリア。
エミリア
スバル、そっ私。試練を受けて。それで!
ナツキ・スバル
エミミリア。
エミリア
私じゃないの?違うの?なのに違うって言ってるの?
ナツキ・スバル
落ち着いて俺を見てエミリア。
エミリア
そんな話しないで、だやだやだ。
ナツキ・スバル
大丈夫だ。俺がついてる。俺がいる。
ナツキ・スバル
君を 1人にしない。大丈夫だ。
エミリア
お母さん助けて、パックパック。
ラム
やっと落ち着かれて、今はお休みになられたところよ。光量の催眠作用で悪夢は見ずにすむわ。
ナツキ・スバル
悪いな?気使わせて。
ラム
バルスのためじゃないわ。
ラム
でも、聖域の解放は遠ざかってしまったわね。
オットー・スーウェン
あの 1 ついいですか?
ナツキ・スバル
なんだ、オットー。
オットー・スーウェン
試練に挑んで性器を開放しなくても皆さんを撤回の外に出せるかもしれません。
ガーフィール・ティンゼル
はー何言ってんだ。お前そんな方法でよ。
オットー・スーウェン
まあ聞いてください。混血の方々は結果に触れると気を失うのは理解しています。僕もこの目で見ました。
オットー・スーウェン
ぜしたら、その気絶した方々を結界の影響を受けない全員で担いで運び出せばいかがです。
ナツキ・スバル
なるほど、その方法ならみんな外に
リューズ・メイエル
愉快な提案じゃが辞めた方が無難じゃよ。
リューズ・メイエル
わしは。魂の抜け殻にはなりとはない。
ナツキ・スバル
君をあの時の
ナツキ・スバル
あちゃちゃ。
ラム
バルスお茶よ。
ナツキ・スバル
お茶じゃねぇよ熱いよ。ほほが焼けるよ。
ナツキ・スバル
何事かと思ったわ。
ラム
おおげさね男のくせにみっともない。
ナツキ・スバル
余計なことは言わずに起きなさい。
ガーフィール・ティンゼル
ラム俺様にも茶よこせ。
ラム
粗茶そのものよ。
ガーフィール・ティンゼル
普通はもっとへりくだってねえか。
ラム
拾った葉っぱ汁だもの、ラムの手つから入れたことを感謝して飲み干しなさい。
リューズ・メイエル
ガー坊がまた外の人間を率いたとは聞いとったが、騒がしい坊じゃの。
オットー・スーウェン
あのーえっとあなたは。
リューズ
わしはリューズビルマ。一応、この集落の代表ということになっておる。見ての通りの老いぼれじゃがな。
ナツキ・スバル
見ての通り、つまりロリババア。
ナツキ・スバル
いずれでると思ったらステレオタイプだな。
リューズ
初対面でババア呼ばわりとはのう。
リューズ
まあ、よかろう。
リューズ
お前さんがバルスつまり、すー坊じゃな。
ナツキ・スバル
スー坊って。
オットー・スーウェン
それでリューズさん、さっきの僕の名案がダメという根拠は魂の抜け殻って。
リューズ
聞いておるじゃろ混血のものは結果に意識を奪われる。正しくは魂を弾かれるん
オットー・スーウェン
魂をはじかれる。
ナツキ・スバル
それはつまり、混血の人が結界を無理に越えようとすると肉体と魂が分離する。
ナツキ・スバル
で、魂しいだけの結界の中に取り残されるハメになって抜け殻になるって理解でいい。
リューズ
なかなか理解が早い。
リューズ
要約するとそうじゃな。
リューズ
魂を持たない肉体だけが外に出るということは死を意味する。
オットー・スーウェン
死。
ガーフィール・ティンゼル
いやー、むっつい草の味だ。
ナツキ・スバル
本当に草入れたのかよ。
ナツキ・スバル
けどよ、試練に挑戦する資格が混血って言うなら、リューズさんやガーフィールも挑もうと思えば挑めるってことなんだよ。
リューズ
挑むだけなら理屈な上では可能じゃな。
リューズ
じゃが聖域の解放はできん。それはこの地に面々と受け継がれる。わしら聖域の住人への契約よ。
エミリア
スバル。
ナツキ・スバル
おはよう。エミリアたん。よく眠れた。
エミリア
おはよう。ずっとついててくれたの?
ナツキ・スバル
どうせ部屋に戻っても眠れないから、オットーのやつ寝言がうるさくてさ。
エミリア
昨日はごめんね。
エミリア
私墓所ですごく取り乱して。
ナツキ・スバル
あー、大丈夫!大丈夫?それより
エミリア
違うの?あれ、おかしいな。私なんでこんな。
ナツキ・スバル
エミリアたん、ついに無意識かで俺を求めるほど積極的に。
エミリア
う、うん全然そんなんじゃないの?多分うっかりしちゃったみたい
ナツキ・スバル
否定が早いしうっかり ってどういうこと?
エミリア
それは?
ナツキ・スバル
笑えるなら大丈夫だよ。
ナツキ・スバル
試練は、今夜もう一度挑んでみればいい。
エミリア
今夜?もう一度。
ラム
バルスに行っておくことがある。
ラム
聖域の解放にここの住人の全員が賛成しているわけではないわ。
ナツキ・スバル
そりゃ、どういう。
ラム
聖域の解放はリューズ様筆頭にガーフのような強肩派が指導しているだけ。
ラム
中には聖域の解放を望まない保守派もいるということ。
ナツキ・スバル
聖域の解放を望まないって。
ラム
保守派にとって、外との交流は最低限である今が理想なの。
ラム
それはあえて怖そうなんて、迷惑以外の何者でもないということ。
ナツキ・スバル
ガーフィール事はともかく、リューズさんのことも信用してねえのか。
ラム
フレデリカのこともね。
ラム
エミリア様に奇石を持たせたのはフレデリかよ。
ナツキ・スバル
お前はフレデリカは仕組んだことだって思うか?
ラム
状況証拠はフレデリカが何か企んでいたことを示している。
ラム
事実エミリア様は間一髪のところ何を逃れた?バルスの尊い割と尊い犠牲のおかげで。
ナツキ・スバル
いい直すなよ。犠牲になってないから言い直していいんだけど、
ラム
気をつけなさい。聖域の解放に反対する連中にとって一番確実な方法はエミリア様に危害を加えることよ。誰が敵かは分からない。
ラム
常に気を張りなさい。
ガーフィール・ティンゼル
ラムもこっちこいよ。
ガーフィール・ティンゼル
なんだよ。つれねぇなぁ。
ナツキ・スバル
お前ひょっとしてラムの事好きなの。
ガーフィール・ティンゼル
へっへへ、いい女だろう。
ガーフィール・ティンゼル
オスとしても強くて優秀なメスに引かれんなおかしな話じゃねえ。
ガーフィール・ティンゼル
今度こそ、うまくいってほしいよな。
ガーフィール・ティンゼル
モロロクのうたたねは一昼夜や続くじゃシャレになんねえしな。
ナツキ・スバル
お前はさあ、聖域の外に出たら何がしたいんだ。
ガーフィール・ティンゼル
いきなりだなぁおい。
ガーフィール・ティンゼル
外に出てしてぇことだぁ。
ガーフィール・ティンゼル
行きてえとこに行けるやつに俺様やババアたちの気持ちは分かんねえよ。
ナツキ・スバル
フレデリカはどうなんだ。
ナツキ・スバル
聖域の事、フレデリカはどう思ってんだ。
ガーフィール・ティンゼル
てめえは何も聞かされちゃいねえのかよ。
ナツキ・スバル
詳しい話はできないの一点張りでな。
ナツキ・スバル
お前のことも話せない制約が理由で聞けたのは名前ぐらいだ。
ガーフィール・ティンゼル
誓約誓約かぁ。ていのいい言い訳だぜ。
ガーフィール・ティンゼル
飼い主そっくりじゃねえか。
ナツキ・スバル
お前もフレデリカとはあまり仲良くねぇのか。
ガーフィール・ティンゼル
仲の良し悪しって質問なら、よくねぇよ。
ガーフィール・ティンゼル
そんなことよりてめぇ。昨日墓所で。
ナツキ・スバル
エミリア。
エミリア
ごめんなさい私、また!
ロズワール
そうかい、それは残念だったね。
ロズワール
だが、試練の挑戦権は消えないと確認できただけでも収穫だ。
ナツキ・スバル
それで!わざわざエミリアの抜きで俺になんの話だよ。
ロズワール
ちょっとした悪だくみさ。そこに信用にかける相手を同席させるほど、私の懐は甘くないからね。
ナツキ・スバル
信用に欠けるってエミリアが、お前いきなり何を。
ロズワール
落ち着きたまえスーバル君。
ロズワール
君にはこれまで同様エミリア様を手助けして支えになってもらいたい。
ナツキ・スバル
そりゃ言われるまでもねえが、お前は何をするんだよ。
ロズワール
むろん同じさ。
ロズワール
エミリア様が王戦を勝ち抜けるよう全力で支援する。
ロズワール
つまり、私たちは共犯者というわけだ。
ナツキ・スバル
それを言うなら協力者だろ。
ナツキ・スバル
お前の言ってることは矛盾だらけだ。
ロズワール
ほう。それはどういう。
ナツキ・スバル
知らばっくれるなエミリアの王戦参加が公になったら魔女教が暴れだすっての周知の事実だったなのに、お前は何をしてたんだ?
ナツキ・スバル
そもそもお前は魔女教の情報をエミリアに伏せてただろう。
ナツキ・スバル
エミリは何も知らなかった。
ナツキ・スバル
知ってれば何もかも違ったはずだ。
ナツキ・スバル
違っていればあんな。
ナツキ・スバル
お前が居ればよかったんだ。
ナツキ・スバル
お前が居てくれればあんなことは起きなかった。
ナツキ・スバル
お前がみんなを守ってくれれば。
ロズワール
だが不在の私に変わり、君が役目を果たした。
ロズワール
騎士として申し分ない手柄を。
ナツキ・スバル
そんなもの。
ラム
落ち着きなさいバルス。
ナツキ・スバル
お前は納得してんのかよ。
ナツキ・スバル
屋敷に残されて捨て石みたいにされたのはお前もおんなじなんだぞ。
ラム
ロズワール様の全てをラム許容する。
ラム
その中でラムかどう扱われてどう切り捨てられたとしても同じことよ。
ナツキ・スバル
じゃ、レムがそんなバカなことも犠牲になったのも許せるのかよ。
ラム
誰のことを言っているかわからないけど、他人の名前はラムには何の関係もないわ。
ロズワール
なぜ私はエミリア様に開示すべき情報を隠してきたのか?
ロズワール
なぜ私は来る魔女教の襲撃に際し、屋敷に不在であったのか?
ロズワール
いずれも答えは 1 つだ。
ロズワール
私は私が魔女教と対峙せずに住むようにそれらの事態を誘導した。
ロズワール
私が解決してしまえば、今回のことはレミリア様の手柄にも君の手柄にもならないか。
ロズワール
効果は絶大だろう。
ロズワール
魔女強撃退以前と以降でアーラム村の住民のエミリア様への態度は大きく変わった。
ロズワール
理解できない魔女の係累から自分たちの命を守るのに貢献してくれた恩人へと。
ナツキ・スバル
お前、自分が今何言ってんのかわかってんのか?
ナツキ・スバル
そんなもんは結果なんだろう。
ナツキ・スバル
お前がいなくて何も教えなかったのが原因で何人死んだと思ってる。
ロズワール
味方に出た損害には哀悼の意を表明しよう。
ロズワール
それとも君は私に謝ってほしいのかーな。
ナツキ・スバル
違う違うそうじゃない。そうじゃないんだよ。
ナツキ・スバル
俺が何もできないクズのままならお前はどうしてたんだよ。
ナツキ・スバル
エミリアも村の人たちも誰も救えない結果になってた。
ロズワール
信じていたんだよ。
ロズワール
君のことを。
ロズワール
君ならばエミリア様のために奔走し、クルシュ様との同盟成立に力を尽くし、襲い来る魔女教の撃退を命がけで成し遂げ功績を上げると信じていた。
ナツキ・スバル
お前が俺の何を知ってる。
ナツキ・スバル
お前と別れた時、俺は送信しようめのクズだった。
ナツキ・スバル
そのクズが多少なりとマシになれたのはその後のことがあったからだ。
ナツキ・スバル
そして、その後の方は俺ん中以外のどこにも残ってない。
ナツキ・スバル
お前は俺の何を信じたんだよ。
ロズワール
どうやら教の話し合いはここまでのようだーね。
ロズワール
ちなみにこのことはエミリア様には。
ナツキ・スバル
言えるわけがねえ。
ロズワール
そーして、怒りに支配されながらも、内心では現状が正しいと理解している。
ロズワール
エミリア様の王戦のために、私と村人と軋轢を生むべきではないとね。
ロズワール
やはり君は私の共犯者にふさわしいよ。
エミリア
ごめんね。また失敗しちゃって。
ナツキ・スバル
気にしすぎなくていいよ。
ナツキ・スバル
試練の挑戦権は消えないみたいだし。
ナツキ・スバル
あとはエミリアたんの気持ち次第。
エミリア
私の気持ち。
ナツキ・スバル
辛そうなのは見ててわかるでも、この聖域の解放は君がやらなきゃ意味がないと思う。
ナツキ・スバル
そのためにまた挑める。
エミリア
スバルの馬鹿。
エミリア
そんなに優しい目と声で言われてできないなんて言えっこないじゃない。
エミリア
私、あんまり頭は良くないけど、これが私のお役目ってことぐらいわかってる。
エミリア
甘やかさないで信じててで今の私じゃ説得力はないかもしれないけど。
ナツキ・スバル
とんでもない。
ナツキ・スバル
信じて待ってる。
エミリア
ありがとう。
エミリア
でもアーラム村の人たちには迷惑かけちゃうから、それだけ心苦しいかも。
ナツキ・スバル
あーその件だけど、俺に預けてもらってもいい?
エミリア
分かったスバルを信じる。
エミリア
今更スバルを疑ったりしないもん、信じてる。
オットー・スーウェン
それにしてもよくガーフィールを説得できましたね。
ナツキ・スバル
丸 2 日かかかっちまったけどな。
ナツキ・スバル
エミリアが結界の外に出られない限り、アーラム村の人たちは解放しても問題ない って分かってくれた。
オットー・スーウェン
僕の見立てだと彼はこっちの言い分に耳を傾けないたちと思ってたんですがね。
ナツキ・スバル
お前は商人のくせに人を見る目がねぇなぁ。
ラム
随分と古臭いおまじないね。
ナツキ・スバル
ペトラに出発前にもらったんだ。
ナツキ・スバル
フレデリカが新しいメイドに採用してな。
ラム
フレデリカが新入りに悪さを働くなんてありえない。
ラム
そこまで下道に落ちるはずもないわ。
ラム
その子のことを心配無用よ。
ナツキ・スバル
お前フレデリカのこと信じてるの?
ナツキ・スバル
信じてないの?どっちなん。
ラム
思惑は知らない。
ラム
でもフレデリカがフレデリカであることは疑っていないわ。
ラム
それとロズワール様からの伝言。
ラム
フレデリカと相対するのに不安があるならベアトリス様頼りなさい。
ラム
そしてこういうのロズワールは質問をしろと言っていたと。
ナツキ・スバル
質問。
ラム
詳しくはラムも知らない。
ラム
ただ、それがベアトリス様の耳に入れば状況は変わる。
ラム
ロズワール様も相応せよ。
エミリア
スバル。
エミリア
えっとラムとの話の邪魔になっちゃったよ。
ナツキ・スバル
別に大事な話してたわけじゃないし、エミリアたんの最優先。
エミリア
それはすごく嬉しいけど、今は村の人たちを最優先にしてあげて。
エミリア
あなたに精霊の祝福がありますように。
ナツキ・スバル
結界までの道案内まで買って出てもらってすまりねぇな。
ガーフィール・ティンゼル
いいってことよ。それより三下、てめぇ、墓所で試練を受けただろう。
ガーフィール・ティンゼル
隠す必要はね。見てりゃ分かる。
ナツキ・スバル
それを聞いてどうするつもりだ。
ガーフィール・ティンゼル
簡単な話でエミリア様の代わりにテメーが試練に挑むんだよ。
ナツキ・スバル
それをダメだ。それが崩れちゃ前提が。
ガーフィール・ティンゼル
そもそも、本当に過去なんじゃ乗り越える必要があるのかよ。
ガーフィール・ティンゼル
俺様もエミリア様が試練に挑むのを見てんだ、折れんのも。
ガーフィール・ティンゼル
その度はあんな取り乱して出てくんだぜ。
ガーフィール・ティンゼル
見ちゃいらねえよ。
ナツキ・スバル
エミリアは必ず試練を乗り越えられるって信じてる。
ナツキ・スバル
だから俺は
ガーフィール・ティンゼル
期待すんのは自由だ、けど、エミリア様は本当に過去を超えているのか怖い怖いって泣いてるのが本音じゃねえのかよ。
ナツキ・スバル
エミリアの本音。
ナツキ・スバル
エミリア本当は。
ガーフィール・ティンゼル
結界がちけぇな。
ガーフィール・ティンゼル
俺様がついててやれんのもここまでだ。
ガーフィール・ティンゼル
持ってけや。
ナツキ・スバル
これって。
ガーフィール・ティンゼル
こっちの事情を話すつもりやねえよ。
ガーフィール・ティンゼル
ただてめえが戻ってこなきゃ、俺様たちが困っちまう。
ガーフィール・ティンゼル
いざとならフレデリカに見せろ。
ナツキ・スバル
大丈夫だ。
ナツキ・スバル
誰もいねえのか?
ナツキ・スバル
どういうことだ?
ナツキ・スバル
レムは。
エルザ・グランヒルテ
約束したでしょ、次に会う時まで腸を可愛がっておいて。