無職転生 異世界行ったら本気出す 第一話のセリフ
無職転生第一話、無職でニートの34歳男性がトラックにひかれ死亡するところから始まる。次に目覚めた時記憶を残したまま赤ん坊に転生していた。人生につんで、死んでもいいとおもったニートが、もう一度人生を異世界でやり直す事に。
無職転生 異世界行ったら本気出す 第一話の全セリフ一覧
救急隊
大丈夫ですか?聞こえますか?
救急隊
身元不明の30代中盤と思われる。
救急隊
大量の出血を整っている模様。
救急隊
なおトラックの運転手は無事?そうよ、俺トラック。
主人公
そういや俺トラックに。
救急隊
同じくはねられたとみられる。高校生2人はいまだ行方不明につき現在捜索中。
救急隊
至急頼む、どうぞ。
主人公
あの3人は助かったのか?
救急隊
重いぞ気をつけろ。
主人公
そうだろう。床どん一つで飯が出てくるところに20年も引きこもってたからな。
??
(異世界の言葉)
救急隊
ここがどこだかわかりますか?
主人公
うるせえな。そんな大声で言わなくても。
??
(異世界の言葉)
リーリャ主人公
は何だ?
看護師
血圧低下輸血準備。聞こえますか?名前わかりますか?話せますか?
主人公
死ぬのか俺。まあいいかどのみち人生積んでたからな。でもせめて童貞くらい卒業したかった。
??
(異世界の言葉)
??
(異世界の言葉)
主人公
あ、まぶしい。まだ生きてやがる。
??
(異世界の言葉)
主人公
何だこいつ。
主人公
は?え、マジかよ100kg超えの俺をこうの簡単にやめろ。気持ち悪い。何なんだ全く
パウロ
(異世界の言葉)
主人公
おっぱいでけぇー!
ゼニス
(異世界の言葉)
主人公
何語話してんの。てかここはどこ?病院じゃないのか?
主人公
何やってんだ?こいつ?俺は重症者だぞ。しかし美人だなあ。ヨーロッパ系かそんなに無防備だとお触りしちゃうぞー。え。
主人公
どうやら俺は生まれ変わったらしい。まさかそんな妄想。めいたことが現実になるとはな。パウロとゼニス。年齢は20台前半といったところか。34の俺から見れば若造と言ってもいい。こんな年で子供を作るとは全くネタましい。
主人公
でも、ただで美女の乳を吸えるのは最高だ。相手が母親である。せいか?全く興奮はしなかったか。
ゼニス
ルーディ。どこにいるの?ルーデウス
主人公
どうやら俺の名前はルーデウスというらしい。半年もすると言語もそれなりに分かるようになってきた。
主人公
まだ年齢が若いせいか、物覚えが異常に良い気がする。
主人公
メイドのリーリャ、素晴らしいものを持ちで。
リーリャ
あっ、
ゼニス
こらルディ?1人で動き回ったらダメじゃないの?これは被るものではありません。お、どうしたの?リーリャ
リーリャ
ゼニス様少々申し上げにくいのですが、そのルーデウス様には何か悪いものがあっいや何でもございません。
ゼニス
何よ歯切れが悪いわね。子供だもの間違って下着くらいかぶるわよ。
リーリャ
いえ!
スバル
このまま消耗戦に申し込めば、なんとか勝てんじゃねぇか?
主人公
綺麗な風景だ。こんな写真見たことがある。やっぱりヨーロッパの方だろうか?にしてもさすがに田舎すぎだよなあ。電気もガスも無いって何時代よ。
主人公
生まれ変わってもパソコンくらい触りたいじゃん。
主人公
ちょ、え!何やってんの?あっ、やべ。
パウロ
あっ、ルーディ。
リーリャ
坊ちゃま!
ゼニス
大丈夫かしら?
主人公
頭を打った時はあんまり動かさない方がいいんだぜ。奥さん。
ゼニス
これでも泣かないなんて。よしよし!念のため。痛いのが飛んでいくおまじないかけてあげるね。
ゼニス
神なる力は芳醇なるかて
主人公
おいおい何の冗談だ?これがこの国の痛い痛いの飛んでけかよ。
主人公
父親に続いて母親も中二病か戦士と僧侶と結婚しました。ってか?
ゼニス
ヒーリング。
ゼニス
どう痛いの?治ったでしょ?ママこう見えても昔は冒険者やってたのよ。
パウロ
どうしたすごい声だ。
ゼニス
あなたルディが転げ落ちちゃって頭から。
パウロ
落ち着けよ。子供なんだから落ちたりするさ。それに怪我したなら年越する
主人公
もしかするとここは。
ゼニス
あんまり大きな怪我されて治せなかったらって心配で。
パウロ
大丈夫だよ。
主人公
もう断定していいだろ。ここは地球ではない。別の世界だ。
主人公
剣と魔法の世界だ。
主人公
足腰もしっかりしてきた。
ルーデウス
それにしても魔法か?
主人公
魔法!猿だって。ウキウキする。単語じゃないか。早く自分でもやってみたいものだ。とはいえ、今の俺にできることは少ない。
ルーデウス
本か?
主人公
家にあったのはたったの5冊。この世界では本の効果であるのか?パブロたちが読書家ではないのか?
主人公
1000冊近い本を持っていた。俺には信じられない話だ。最も全部ラノベだったが。
ルーデウス
読めんまずは文字が読めないとな。
主人公
また1年ほど過ぎた。たった。5冊とはいえ、時折、パウロウが読み聞かせてくれたこともあって、ある程度文字は読めるようになった。しかし、あの父親は乳幼児に本の内容が理解できると思っているのだろうか。
主人公
それにしても、この本は興味深い魔術教本生前どこかで見たようなことが書いてある。例えば魔術には詠唱と魔法陣2種類の発動方法があるが、今は専ら詠唱が主流だということ、とうとう色々と設定があるらしい。
主人公
それより気になったのが個人の魔力量が生まれた時にはほぼ決まっていると書いてあること。
主人公
不安だ。俺、自身の遺伝子は仕事をしなさそうだし。
ルーデウス
まあ、とりあえずやってみますか?
ルーデウス
えー、何時の求めるところに多いなる。水の加護はらん。西陵なるせせらぎの流れを今ここにウォーターポール。
ルーデウス
あー、飛んでいくんじゃあ。
ルーデウス
もう1回?
主人公
格ゲーのコンボ練習と同じ。集中して何度も何度も頭の中でイメージしてから実際にやってみる。
主人公
まだ詠唱してなかったよな。なんでだ?うーん、
ルーデウス
俺のMPこんだけ。
ゼニス
もうルディったら。眠くなったらちゃんとトイレに行ってベッドに入らなきゃダメでしょ?
主人公
ちくしょう!この歳で寝小便したと思われるとは。ちくしょうちくしょう!
ルーデウス
あれ?
主人公
しばらく試して色々分かった。
ルーデウス
あの本嘘書きやがって。
主人公
魔力の量は使えば使うだけ増えてるし、詠唱なしでも魔術は使えてる。
ルーデウス
書いてある事を鵜呑みにするなってことかな。
主人公
しかし、簡単にできるなら詠唱ってのは何の意味があるんだ。
主人公
もしかすると詠唱というのは魔術を自動化する仕組みなのだろうか?
主人公
いちいち集中して念じなくても言葉を発するだけです。全てやってくれるそうだとすれば、その利点は大きい。
主人公
まず第一に教えやすい詠唱すれば一発でできるんだから、そうやって教えているうちにだんだんと詠唱は必要不可欠なものになっていったとか。
主人公
第二に使いやすい。攻撃魔術を使うのは戦闘中だろうから目をつぶって促す。なんて集中するより魔人早口で炎症した方がよっぽど手っとリ早い
パウロ
ルディそろそろお休みしよっか?
ゼニス
あなた?もうだめー。
パウロ
まだまだ、これからだぞ。
主人公
魔力量が増えたのだって謎だ。あるいは鍛えた結果の話なのだろうか?頑張って鍛えても魔力総量には限界値があるという。
主人公
いや、結論づけるのはまだ早い。そ。例えば成長に応じて増えていくとか。
主人公
幼児の時期に魔力を使うと飛躍的に最大値が増えるとか。
主人公
俺だけの特殊体質ってのも捨てがたいな。
ルーデウス
興奮してきた。
主人公
おっといかんいかん。ちょっと落ち着け、もし今の仮説が正しいなら、やることは1つ成長期が終わる前に鍛えられるだけ鍛える。
ルーデウス
よし。
ルーデウス
しかし、これどうやったら飛ぶんだ。
パウロ
なんだ!
ルーデウス
、よっしゃ、よっしゃ。
主人公
ようやく詠唱の仕組みが改名できた。
主人公
この魔術は生成サイズ設定。射出速度設定、発動のプロセスを辿っているのだ。
主人公
多分間違ってないと思う。俺は射出速度の設定をしてなかったから飛ばなかったんだ。
ルーデウス
そろそろ魔力量も増えてきたし、中級魔術は試そう。
ルーデウス
優柔たる水の精霊にして地流れしせせらぎの王女ようちに秘めたる合力にてあらゆるものをしながせ。スプラッシュフロー。
パウロ
何事?っとおい!なんだこりゃ!
ゼニス
ルディ、ルディ、大丈夫?
パウロ
魔物かいや。でもこの辺りには?
ゼニス
あら!はあ。ルディもしかしてこの本口に出して読んじゃった?
主人公
え、怖なんだ。この目はもしかして魔術を使う。子供は危険で異端審問に送られるとかそんなだろうか。
主人公
嫌だ火のぶりは嫌だ。
ゼニス
うーん。
ルーデウス
ごめんなさい。
ゼニス
キャーあなた聞いた。やっぱりうちの子天才だったんだわ。
パウロ
いやーしかし、お前、これは中級の。
ゼニス
今すぐ魔術の教師を雇いましょ。
パウロ
いやその前に文字を教えてない。
ゼニス
将来はきっと凄い魔術師になるわよ。
ゼニス
ははは。
パウロ
いや待て、男の子だったら剣士にするという約束だっただろ。
ゼニス
けど、この年で中級の魔術を使えるのよ。
パウロ
約束は約束だろ。
ゼニス
何よ約束ってあなたいつも破るじゃない。
パウロ
俺のことは今は関係ないだろうが。
リーリャ
午前中は魔術。午後から剣術を学べばいいのでは?
ゼニス
あなた子供の前で喧嘩は良くないわ。
パウロ
そうだな。
主人公
そんなわけでうちは家庭教師を雇うことになった。いつも家で鍵ばかり降って暇そうにしているが、パウロは一応騎士としてこの村の管理を任されている。
主人公
そのおかげで俺みたいな子供に教師をつける。余裕くらいはあるんだとか。
主人公
しかし、何しろ?ここは国の端のど田舎、果たして応じる人がいるかどうか。
主人公
という心配があったが、あっさりと見つかった。両親の予想によると来るのはおそらく既に引退した冒険者で長年魔術師として研鑽を積んだ中年か老人で髭を蓄えた「まさに魔術師って感じのが来るだろう」って話だった。
ロキシー
ロキシー・ミグルディアです。よろしくお願いします。
主人公
なんてこったい。髭どころかあそこの毛もハエ揃ってなさそうなのかきた。中学生くらいか。
主人公
ロリ1度目無愛想と3つ揃えばパーフェクトだ。ぜひ嫁に欲しい。
パウロ
君がその過程教師の。
ゼニス
ずいぶんとその。
ルーデウス
小さいですね。
ロキシー
あなたに言われたくありません。
主人公
コンプレックスなんだろうか?胸の話じゃないんだけどな。
ロキシー
それで私が教える生徒はどちらに。
ゼニス
ああそれがこの子なの。
ロキシー
たまにいるんですよね?ちょっと成長が早いだけで子供に才能があるとか思い込んじゃ馬鹿親。
主人公
聞こえちゃってますよ。
ロキシー
今回ははずれですね。
ゼニス
なにか?
ロキシー
いえ。しかし、そちらのお子様に魔術の理論が理解できるとは思いませんが。
ゼニス
大丈夫よ。うちのルディちゃんはとっても優秀なんだから。
ロキシー
わかりました。やれることはやってみましょう。
ルーデウス
あ、外でやるんですか?
ロキシー
当たり前じゃないですか?
ロキシー
魔術は大きく分けると3種類しかありません。攻撃魔術、治癒魔術、召喚魔術それぞれ初級中級上級星求王級低級進級と7段階に分類されています。そして、その魔術を使うには魔力が必要です。自分の体内にある魔力かどうかしましたか?
ルーデウス
ああいえ。
ロキシー
まあいいです。とにかくまずはお手本を詠唱するので真似してみてください。
ルーデウス
詠唱が必要なんですか?
ロキシー
当たり前じゃないですか?
主人公
やっぱりそうなのか?
ロキシー
何時の求めるところに大いなる。水の加護はらん。清涼なるせせらぎの流れを今ここにウォーターボール。
ロキシー
どうですか?
ルーデウス
先生、その気はお母様が大事に育ててきたものですので、怒ると思います。
ロキシー
嘘それはまずいですね。
ロキシー
神なる力は芳醇なるかて力を失い。しかなものに再び立ち上がる力を与えヒーリング。
主人公
おー!すげえ!
ルーデウス
治癒魔術も使えるんですね。
ロキシー
ええ。中級までは
ルーデウス
すごい!すごいです。
ロキシー
いいえ、きちんと訓練すればこのくらいは誰にでもできますよ。
ロキシー
ではやってみてください。
ルーデウス
はい。
主人公
魔術教本にも無詠唱については載ってなかった。なりげなく使っていたが、実は禁忌に触れるとかなのだろうか。
主人公
ロキシーも詠唱は必要だと言った。ならしばらくは詠唱をすべきだろ。大事なことかもしれないしな。
ルーデウス
なんじの求めるところに水のカゴをあらん。
ロキシー
何してるんですか?
ルーデウス
どうでした?
ロキシー
詠唱を端折りましたね。
ルーデウス
はい。
ロキシー
いつも端折ってるのですか?
ルーデウス
いつもは?マジでなし。
ロキシー
なし!そう、いつもはなし。なるほど。これは鍛えがいがありそうですね。
ゼニス
ロキシーさん、うちの木を実験台にしないでちょうだい。えっ。全くもう。
ロキシー
早速失敗してしまいました。明日には解雇ですかね。
ルーデウス
先生、すみません、僕のせいで。
主人公
まいった20年近く人と話してなかったんだ。こういう時かける言葉が見つからない。主人公いや考えろ。散々やってきただろ。
主人公
エロゲの主人公ならこんな時どうしてた?
ルーデウス
先生は今失敗したんじゃありません。経験を積んだんです。
ロキシー
そ、そうですね。ありがとうございます。
ルーデウス
いた!
ゼニス
それよりロキシーさん
ロキシー
は、はい。
ゼニス
中に入りましょう。
ゼニス
まずは私たちの紹介もさせてね。
パウロ
早くこーい。
ロキシー
ありがたいですが、返せるものもありませんので。
ゼニス
何言ってるの?さあ早くいらっしゃい。
ロキシー
ああ
ゼニス
ルディも早くおいで。
ルーデウス
はーい。
スバル
ああ。
パウロ
そんじゃ始めるか?ロキシーちゃんの歓迎会。
主人公
まるで夢のようだ。トラックにひかれて死にかけてる。俺の。いや、もしそうだとしても構わない。この世界なら俺にだってできるんじゃないだろうか。人並みに生きて人並みに努力して。
主人公
つまずいても立ち上がってなお前を向いて。できるかもしれない。
主人公
こんな俺でも。無職の引きこもりでクズな俺でも。人生をやり直すことが。
主人公
本気で生きていくことが。