アルドノアゼロ 第二話 地球の一番長い日のセリフ
主人公たちは、フェリーターミナルへ脱出する中で火星の人型兵器カタフラクトに襲われる。
アルドノアゼロ 第二話 地球の一番長い日の全セリフ一覧
司令官
敵の戦術は極めて単純だ。上陸上の落下による衝撃波で一帯を走行し、 こちらの戦力を排除すると同時に拠点を設営するつもりでいる。
司令官
だが、こちらは15年前からその作戦を想定済みである。
司令官
全ての戦力を結集し、敵地上部隊に先んじて包囲し、殲滅する。
司令官
以上だ。
司令官
あれが
司令官
火星、揚陸城。
バース司令官
制圧せよ
オペレーター
敵ミサイル。
司令官
迎撃しろ。ram、
オペレーター
いえ、
オペレーター
海底ケーブル、サザンクロスコンチェルトは切断。
オペレーター
マイアミランディングステーション沈黙。
司令官
通信衛星を
オペレーター
軌道上の揚陸城から攻撃を受けています。
オペレーター
連合本部、支部共に通信途絶。
パイロット
アルファリーダーより各機。これより攻撃に移る。
パイロット
何
小隊長
航空部隊が
小隊長
シルバー22ジャミンか。
小隊長
先行するシルバー正体が敵と接触した模様。全機警戒、各個にに攻撃しよう。
パイロット
あいつか。
パイロット
隊長。
バース軌道騎士
愚かなる原始人と神の威光にひれ伏すがいい。
バース軌道騎士
恭順か絶滅か。貴様らの道は2つに一つ。
バース軌道騎士
あわれな。
司令官
一体何なんだ、あれが火星カタフラクト。
パイロット
勝てるわけがねぇ俺たちは虫だ。
クルーテオ
造作もない。
トリルラン
クルーテオ卿、今すぐ新芦原に進軍すべきです。
トリルラン
我らが姫の悲運の地に御旗を掲げば、
トリルラン
バースの大義はより確固たるものとなりましょう。
クルーテオ
元よりそのつもり、だが。まずは落着地制圧が急務
トリルラン
ならば、クーテ置きをぜひこのトリルランにお任せを。長らく食客に甘んじた御恩を果たすに絶好の機会。
クルーテオ
ならば貴公に委ねるとしようトリルラン
クルーテオ
統治の責任者を拘束し、姫の死にまつわる仔細を明らかにするのだ。
キャスター
緊急速報です。
キャスター
先ほど、世界各地の主要都市に火星のバース帝国軍による軍事攻撃が行われました。
キャスター
現在、原因不明の通信障害のための詳細な被害に、
軍関係者
全員には十分な余裕があります。焦らず、ゆっくり落ち着いて行動してください。
網文韻子
新芦原市の皆さん、避難勧告が発令されています。逃げ遅れているかたはいらっしゃいませんか。
カーム・クラフトマン
なん。なんで俺たちまで駆り出されちゃってんの。
箕国起助
仕方ないだろ。人手不足なんだから。韻子には逆らえないし。
箕国起助
生徒会の手伝いならまだしもよ。このまま戦争が本格化してさ、俺たちもいつか徴兵されたりするわけ。
カーム・クラフトマン
まさか。
カーム・クラフトマン
予備役は高卒からだろう。
カーム・クラフトマン
ただ、戦局が長引いて兵隊不足にでもなったらあるいはな。
カーム・クラフトマン
韻子、10時の方向に家族ずれ発見。
箕国起助
まじかよ。ファック火星人
界塚ユキ
だから待機任務かかっちゃったから、お姉ちゃん動けないんだって。
界塚伊奈帆
ゆきの家の車で避難するって話じゃなかったっけ。
界塚ユキ
もしかしてナオくん、まだうちにいるの。
界塚ユキ
どうしてみんなと逃げなかったの。
界塚伊奈帆
なるほど、そういう。
界塚ユキ
判断は臨機応変。いざとなれば自分を信じて決断する。
界塚ユキ
姉ちゃん、いつも言って聞かせてるでしょう。
界塚伊奈帆
ベニミア。な、
界塚伊奈帆
なんでもないよ。巡回中の輸送車に拾ってもらうことにする。
界塚ユキ
気を付けてね。
界塚伊奈帆
ユキ姉こそ。
界塚伊奈帆
あのー早く逃げないと。
界塚伊奈帆
新芦原安全域に避難勧告が出てる。旅行者の人、 言葉は。
アセイラム・ヴァース・アリューシア
すみません、
界塚伊奈帆
わかりますね。
アセイラム・ヴァース・アリューシア
はい。ご好意感謝します。無礼を承知でお願いしたいのですが、このままの体勢でいくつか質問させていただいても。
界塚伊奈帆
どうぞ。
アセイラム・ヴァース・アリューシア
避難勧告とは、
界塚伊奈帆
火星人の襲撃で東京が陥落したという話です。ここも危ない。
アセイラム・ヴァース・アリューシア
私たちは然るべき機関に赴き、自らの無事を伝えたいのです。
界塚伊奈帆
大使館ですか。この状況下で機能してるとは思えない。
界塚伊奈帆
昨日のバース王女暗殺事件以降、地球の
アセイラム・ヴァース・アリューシア
アセイラム姫は生きています。
アセイラム・ヴァース・アリューシア
彼女はパレードに参加していません。
アセイラム・ヴァース・アリューシア
慣れない地球の重力で体調を崩し、代わりのものが。
エデルリッゾ
心中お察しいたします。
界塚伊奈帆
個性的な仮説だ。もうすぐ輸送車が到着する。
界塚伊奈帆
さっきインコにメールしておいたんだ。
界塚伊奈帆
一緒に行こう。
トリルラン
ツイントロイヤード。貴様がこのトリルランの水先案内人とは。
スレイン・トロイヤード
クーテを経より仰せつかりました。
トリルラン
まあいい。せめて足だけは引っ張ってくれるなよ。地球人。
耶賀頼蒼真
助かったよ。
耶賀頼蒼真
よりによってこんな時に車がガスケツなんて。
網文韻子
感謝してくださいよ先生。
箕国起助
おめえもだぜいなほ。
カーム・クラフトマン
お前も堂々とサボってんだよ。
カーム・クラフトマン
それにしてもロシアや北欧か。新芦原じゃ珍しいな。
箕国起助
いいじゃんいいじゃん。美人は大歓迎だって。
箕国起助
お手柄いなほくん。10ポイント
界塚伊奈帆
ありがとう。
網文韻子
男子
耶賀頼蒼真
kg7アレイヨ。
界塚ユキ
あなたたち何やってるの。ここはさんにやってるはずでしょ。
網文韻子
その声、ゆきさんですか。
界塚ユキ
いんこちゃんじゃ。もしかして、なおくんも。
界塚ユキ
もう。どうして。
箕国起助
つか、カタフラクト隊が出動って、敵が来るんすか。この街に。
界塚ユキ
そうよ。東京から高熱原帯が近づいてるの。このエリアも交戦想定区域よ。引き返して。
箕国起助
でもフェリー埠頭はここをぬ抜けないと。
界塚ユキ
とにかく安全な場所を探して逃げて。私たちで食い止めるから。
カーム・クラフトマン
いなほ。
界塚伊奈帆
うん。
スレイン・トロイヤード
一時の方向より敵航空機編隊接近。
トリルラン
わざわざ犬死にするために現れたか。
トリルラン
よろしい。まずは見せしだ。
パイロット
ターゲットマージ、これより攻撃に移る。
パイロット
全弾命中。
トリルラン
カスどもが。
トリルラン
スレイ。
スレイン・トロイヤード
はい。
トリルラン
やれやれ。やれやれ。しつけがなてないじゃないか。
トリルラン
クルーテオ卿。
トリルラン
ならばこのトリルランが教育しよう。
トリルラン
戦場の悦というもの。
ウォルフ・アリアーシュ
始まったか。
界塚ユキ
本部より入電。航空部隊は敵飛行部隊と接触。現在交際中。
小隊長
なんだ。電波状態がよくないな。
鞠戸孝一郎
ジャミングだ。強力な妨害電波でこっちの指揮系統を混乱させる。15年前と同じ奴らの手だ。
小隊長
何が15年前だ、ペテン師め。
パイロット
けつをとられた。
パイロット
援護に向かう。
パイロット
なに。
トリルラン
散り際をわきまえぬものは美しくないぞ。
トリルラン
どうだスレイン。
トリルラン
かつての同胞がぶざまに死んでいく様を高みから見下ろす気持ちは。
界塚ユキ
航空部隊全滅。敵飛行部隊はドアも新芦原市に接近中。
小隊長
急ぐぞ。
工作員
迎えだ。
ウォルフ・アリアーシュ
ああ。 これで我々は契約通り騎士の称号とともに母なる故郷バースへ凱旋するのだ。
ウォルフ・アリアーシュ
長らく苦労をかけたな。ライエ。
ライエ・アリアーシュ
いいえ、お父様。
トリルラン
よし、降ろせ。
スレイン・トロイヤード
二ロケラスディスコネクト。
ウォルフ・アリアーシュ
トリルラン卿、お待ち申し上げておりました。
トリルラン
うむ、大役ご苦労であった。
ウォルフ・アリアーシュ
あれがアルドノアの輝き。
トリルラン
いざさらばだ。ドブネズミの諸君。
トリルラン
あとあと。ちゅうちゅうと余計な鳴き声を立てられても困るのでね。
トリルラン
おや、これは可愛らしい子ねずみさんだ。
トリルラン
逃がさないぞ。
パイロット
敵カタフラクトを補足。
パイロット
やろー民間人を襲っています。
小隊長
攻撃開始だ。一気に決着をつける。
小隊長
レーザー通信を併用連携を乱すな。
パイロット
しかし。
小隊長
攻撃開始だ。
鞠戸孝一郎
よせ。民間人の保護が先だ。
パイロット
なんだ。弾丸が。
鞠戸孝一郎
カジ。生き残りを保護しろ。
鞠戸孝一郎
カバーする。
界塚ユキ
了解。
小隊長
鞠戸大尉、私の隊だ。
小隊長
勝手な指示を出すな。
トリルラン
なんのつもりだ。
鞠戸孝一郎
いけ。
界塚ユキ
乗って。
界塚ユキ
民間人確保。
鞠戸孝一郎
グレネード。
小隊長
命令するなと言ってる。
パイロット
一体なんなんですかあいつの体は。
小隊長
ひるむな、打ちまくれ。
界塚ユキ
なんなの。
トリルラン
邪魔者は片付けた。
トリルラン
ネズミ退治の続きをしようか。
パイロット
逃げろ界塚。
トリルラン
臆病に死ぬか。蛮勇に死すか。
トリルラン
誇り高い選択をしているつもりかね。
トリルラン
ふん、残念
界塚ユキ
鞠戸大尉。
網文韻子
指令本部、応答願います。指令本部。
箕国起助
さっきから同じとこくるくる回ってませんか。
軍曹
どうしよってんだ。
界塚ユキ
こちら界塚ユキ准尉に聞こえる。
網文韻子
ユキちゃん。
界塚ユキ
その子を乗せてそのまま走って。
箕国起助
界塚准尉いったいなにが。
網文韻子
軍曹、大人。
インコ、もっとスピードやってる。このままじゃ追いつかれる。重すぎるんだって。
トリルラン
手こずらせるな、ネズミ。
箕国起助
インコ、もっとスピード。
網文韻子
やってる。
箕国起助
このままじゃ追いつかれる。
網文韻子
重すぎるんだって。
界塚伊奈帆
ブレーキ踏んでなんて。早く
界塚伊奈帆
ブレーキ。
界塚伊奈帆
アクセル。
網文韻子
はい。
トリルラン
ちょこまかと。
箕国起助
ユキさん助けないと。
箕国起助
あぶねえって。
網文韻子
ごめん。
箕国起助
大丈夫。
カーム・クラフトマン
このまま逃げ切りだ。
箕国起助
いなほ。
トリルラン
手伝ってやろうか。
トリルラン
遊びすぎたか。
カーム・クラフトマン
よくやった。
カーム・クラフトマン
もう大丈夫だ2人とも。あいつはもう追ってこない。
カーム・クラフトマン
なあ、いなほ、おこじょは?
カーム・クラフトマン
嘘だろ。
鞠戸孝一郎
界塚こちら鞠戸聞こえるか?
界塚伊奈帆
鞠戸教官。
鞠戸孝一郎
界塚聞け
鞠戸孝一郎
火星人はお前を追っている。
鞠戸孝一郎
フェリー埠頭への攻撃はまだない。
鞠戸孝一郎
できるだけ役を引き受けろ。でも無茶はするな。
鞠戸孝一郎
必ず生きてくれ。
カーム・クラフトマン
イナホ。
界塚伊奈帆
さっきのやつ、まだ僕らを追ってきてるって。
界塚伊奈帆
でも、 その隙に避難民を乗せたフェリーが出港できるかも。
界塚伊奈帆
僕らがおとりになれば。
民間人
おい、何言ってんだ。
界塚伊奈帆
共同溝を使えば、ここから学校まで行ける。
カーム・クラフトマン
だからなんだよ。
界塚伊奈帆
格納庫に行けば練習機がある。火器演習の時の弾薬も。
カーム・クラフトマン
お前。
界塚伊奈帆
戦おう。
界塚伊奈帆
ユキ姉たちの代わりに、今度は僕らが。
界塚伊奈帆
あの火星カタフラクトと。