コスプレ衣装の採寸を済ませて仲良くなったと喜多川海夢は思っていたが、五条新菜は、倉庫まで思ってなかった。引っ込みがちの五条新菜を喜多川海夢はお日様の下に引き出す。

こまってないつうの

採寸を終えた次の週、投稿すると廊下で喜多川海夢に話しかけられ、喜多川海夢の友達から「うざがらみすな」と言われた時の海夢のせりふ。

何気に喜多川海夢の友達のクラスの1軍女子たちは優しい。

五条くんにも気さくに声をかけてくれる。

五条くんが困っていると思い、うざい絡みはやめておくように促す

その時、海夢は友達だとおもってるので、「こまってないつうの」という。

クラスの1軍女子はいい子達だった。

五条くーん

そっけなく逃げ回る五条新菜を喜多川海夢が探すシーン

喜多川海夢は、五条新菜を友達と思っている。

どころか、もうすでに秘密を共有している同志。

理解してもらえる、話したい相手になっている。

一方、五条新菜は、女性に縁がないのでどうしていいのかわからない。

加えて、付き合ってるのかと言われて気にして逃げ回っている。

じゃ、つきあっちゃう?

喜多川海夢に買いたいものがあるから買い物に行こうと言われるが、いろんな人にジロジロ見られて逃げた五条新菜。見つかり避けてたことを責められて、付き合っているのではと噂されてるから一緒に居ない方がいいと言った時の喜多川海夢のセリフ。

屈託なく喜多川海夢は五条新菜に言う。

ずっと自分は日陰側の人間だと思ってきた五条新菜。

喜多川海夢が、そんな五条新菜を日向に連れ出す少し前の印象的なセリフ。

ほら、と手を取り走り出す喜多川海夢の先には日向がひろがっている。

日向を特徴的に表した、印象的なシーン。

好きに使っちゃってくださーい

手芸用品店に買い物に来た二人、今日はお金を持っていないという五条新菜に喜多川海夢がバイトで貯めたお金を使ってと差し出す。

コスプレはかなりお金がかかる。

そのコスプレをしたいがために喜多川海夢はバイトをしている。

使ってくんなきゃ意味ないから

喜多川海夢は、いい子である。

五条君が居てくれて、まじよかった

五条新菜の正確な指摘に喜多川海夢が言うセリフ。頼られるとやってしまう五条新菜がちゃんと役に立ててたと喜ぶシーン。

ちゃんとお礼を言う喜多川海夢は、頼られると動いてしまう五条新菜には相性がいいのであろう。

綺麗は特別なものに対する言葉になって、心から思った時でないと言えないといいますか

五条新菜の綺麗と言う言葉に対する重さを象徴するセリフ。

五条新菜は、心の底から綺麗と思わないと綺麗と言わない。

お雛様にが綺麗と言う五条新菜に、お雛様は超美人に作ってあるんでしょ、五条君って超面食いじゃんと喜多川海夢は言う。

自分が綺麗だと思うものを見せて、それに対して綺麗とは言わない五条新菜に、五条君が決めたんならいいと思うけどと怒ることもない喜多川海夢。

だから、なんか、したかったんだよお礼、五条君に

買い物からの帰り、ちょっと使っちゃったと言う喜多川海夢にラーメン代を払うと言う五条新菜に言うセリフ。

自分が薦めたゲームをプレイしてくれた五条君。

精巧な衣装の図まで書いてきてくれた五条君。

自分の好きなものを肯定されるって嬉しい。

お互いに、少し一般的な好きと違う好きを持つ二人が、お互いに認め合った。

二人はお互いに嬉しかったのであろう。

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